胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

社会生活

ドキュメンタリー映画2本「愛国と教育」「私のはなし 部落のはなし」

わかっていたことだ。ニュースで報道されることをつなぎあわせていけば、この国は戦前に回帰したがっている。なぜなのか。だれかが誰かを支配し、偉くなって国民をコントロールすれば都合がいいからだ。都合がいいのは何に? お金と名誉。なんというか、反吐…

『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』

時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 作者:和田靜香,小川淳也 左右社* Amazon 『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』 和田静香/協力・小川淳也 (左右社) 10月31日の衆議院選挙の日にこの本を読んでいた。…

精神病者私宅監置ノ實況及ビ其統計的觀察

呉秀三が『精神病者私宅監置ノ實況及ビ其統計的觀察』(1918年)のなかで述べた『我邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし』という言葉があるけれど、いまだにこの国に生まれた不幸を背負…

ADHDの本

ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)作者: 司馬理英子出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2009/03/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (3件) を見る某事務所に置いてあった本を暇…

読書量で学力が決まる ?

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!作者: 松永暢史出版社/メーカー: すばる舎発売日: 2014/12/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る この本は買っていません。読むつもりもないのですが、今流行っているそうです。 昨夜、高校生の息…

吉本隆明

「知の巨人」シリーズの吉本隆明。つかみきれない人ではあるけれど、今こそ「国家は共同幻想である」という言葉を考えたい。 心の中で少しでも「いや」というか、 「悪いことじゃないんだけど、 なにか浮かない感じだな」というようなことがあったら、 必ず…

司馬遼太郎の思い

有名な司馬遼太郎を読んだことがありませんでした。よく経営者が愛読書にあげていたり、ドラマなどを見ると戦いが好きなおじさん好みの小説かと思い、手に取らなかったのです。しかし、下記の「知の巨人シリーズ」を見て、司馬遼太郎の戦争に対する思い、敗…

最小単位としての人間が辱められている

ラジオで、福島にある原発の再稼働の可能性を語っていた。 NHKニュースを聞いていると、怒りがわいてくる。 報道関係者は胸が痛まないのだろうか。 あまり考えると、胸が痛みすぎるのでうつになるので、多くの人は何事も気が付かないように生きていかない…

諦めてはいけない。私に何ができるだろう。

時どき、森村誠一さんの名が投書欄に載る。私たちに呼びかけている言葉。 今の政府に大きな不安を抱き、世界が少しずつ変わっていく感じを十分に受けている。 でも、何もできないでいる。

大飯原発差し止め判決文

まだ、良識のある裁判官がいるんだね。 判決文の最後に書かれている。原子力がCO2排出削減削減に貢献していることや低コストが嘘だとはわかってきている。 何より「国破れて山河あり」と言われてきた日本。戦争に負けても豊かな自然があれば復活できた。その…

日本国憲法がまぶしい

日本国憲法が今ほど大事に思われることはない。 第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任…

なぜなのか。

風が吹くとき作者: レイモンドブリッグズ,Raymond Briggs,さくまゆみこ出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 1998/09/01メディア: 大型本購入: 6人 クリック: 331回この商品を含むブログ (48件) を見る核戦争がはじまった世界で、死んでいく庶民。 この絵本…

IWJ (Independent Web Journal)

昨年からテレビでは真実が報道されていないことがわかった。特にNHKはひどい。番組を作っている人も辛い人が多いのかもしれない。新聞も信用できない。 ただ、ネットでいろいろな情報が得られるといっても、ネットを見る人だけの話だし、自分の都合のよい…

聴けるようになってコミュニケーションができる

昨夜は、本間正人さんのトークライブ「患者に寄りそうコミュニケーション 医療・看護・福祉・リハビリ現場におけるコーチング実践のポイント」へ同僚の看護師さんに誘われていきました。本間氏のことは知りませんでしたが、有名な方の様です。慣れたトークに…

あそどっくす

NHKの「バリバラ」という番組を時々見ています。今は、土曜日の夜9時から放映されています。今回は、 日本一おもしろい障害者パフォーマーを決める「SHOW−1グランプリ2012」!今年も、重度障害者の寝たきりコントや難聴による聞き間違いコントなど…

やはり地震は恐い

昨日の夕方地震がありました。17時15分で業務終了ですが、机の上には書類とメモが散乱。そこへドクターが「書いたよ」と、障害年金診断書等カルテと共にどっさり置いていったので、さてこれからデスクワークするか、月曜にしようかと考えていたら、隣のスタ…

有給休暇

職場の有給休暇は12月で締めとなる。消化しなかった有給休暇の半分はよく年に持ちこされる。私の有給休暇はだいぶ余っている。独身のスタッフはほとんど使っていない。小さな子どものいる主任は、子どもの病気で休むので有給が残っていない。なぜか、有給休…

認知症対策に対する厚生省の新方針

認知症対策:「早期の支援チーム訪問」など厚労省が新方針 毎日新聞 2012年06月18日 22時06分(最終更新 06月19日 00時21分) 認知症対策の新方針 拡大写真 厚生労働省は18日、早期診断・対応を柱とした認知症対策の新方針をまとめた。症状が疑われる初期の…

面倒くさいことをやる

心の中で「ああ、面倒くさいな」と思うことは、さっさとやった方がいい。面倒くさいことはいっぱいあります。たまるとストレスになります。 昨日の午前は、連休前に監査があるので、ある団体の会計のまとめをしていました。途中エクセルの数字があわなくて焦…

今年の運勢

3が日は人が多すぎてお隣の神社にはお参りしなかったが、屋台も賑わい人出が多いのはうれしい。4日から仕事始め。帰りにお隣にお参りに行く。八幡宮は、戦の神様だからお参りしないという友人もいるが、私は何でもお参りしてしまう。ただ、この神社も山の家…

障害者基本法改正

今年8月に障害者基本法が改正されました。 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kihonhou/shinkyu.html#law1 改正で一番いいと思ったところは障害者の定義です。 私たちが習ってきた障害者の定義は、 「第二条 この法律において「障害者」とは、身体障害…

スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ

スティーヴ・ジョブスが亡くなった。伝説のスピーチをもう一度聴いてみよう。

そうなんだろうか

昨日の朝日新聞の天声人語は、全国老人福祉施設協議会の第6回「60歳からの主張」川柳部門の入賞作を紹介していた。 そこに気になる一文があった。「<掛けてきた年金実は賭けていた>。社会へのまなざしは鋭い。<日本発武士道にない派遣切り>。福祉政策は…

木伏大助

某サークルのバス旅行で、岩手・奥中山にある「子どもの森」に来ている。 ここで、木伏大助の記憶の映画ポスター群にびっくりする。追記:「こどもの森」は県立の子どもの遊ぶ施設である。子ども会などで息子たちはよく遊びに来ていたが、私は今回初めてだっ…

要介護認定の基準が変わって

要介護認定の基準が4月から変わった。新しい基準を使うと、旧基準より要介護度が軽めに判定されてしまうのではないか、という反対の声は前からあった。厚生労働省は「そんなことはない」と言っていたはずだが、ここにきて、新要介護認定基準において介護度が…

働くこと

働かないというのは、なぜか罪悪感を感じます。 この春休みもたくさん仕事して稼ぎたかったのですが、先週まで集中講義や研修があって忙しくて仕事を引き受けられない状態でした。 夏休みには訪問とデイ・サービスで平日の人手が足りなかったので仕事があり…

「更正」という言葉

某会議に出ての議論の中で、私が自立支援法の知識が浅いために話について行けなくて深く反省しました。そして次のときのために、にわか勉強をしています。 本を読むと、「更生施設」という言葉が目につきます。自立支援法では施設の名称は変わっていますが、…

尊厳死ではなく

尊厳死、最近知り合いが亡くなって考えていました。高齢者はどう死んでいったらいいのか。それは個人の好みに合わせて好き好きでいいのですが、どうも本人の意思に関係ないところで終末期を迎える人も多いかと思います。 後期高齢者医療制度の中に「終末期相…

新年会

新年会です。地元の同世代仲間と手作り料理。食べ過ぎました。今年は、花見と登山を計画しました。 飲み過ぎたけれど、これからレポート書きです。 面倒な問題もいろいろ出て来ましたが、このレポート書きで問題棚あげ状態です。勉強は逃避です。

いきなり冬、そして俳句の本

今朝は吹雪の中を運転してきました。先週まで暖かかったのに、いきなり冬です。季節はじめの雪道の運転は緊張します。そのうち慣れてしまうのですが、大学までくねくね山道を通るので油断できません。 米寿快談―俳句・短歌・いのち作者: 金子兜太,鶴見和子出…