胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

今年も終わる


秩父 浦山くらし』を読み終わった。どっぷり山暮らしに戻りたいモードになってしまった。山では着替えなくても風呂に入らなくても平気。毎日長靴でOK。勤め人だと服装や清潔に気を配るのが結構私にはしんどい。爪に土が入っているのが自分らしいと思っている。
 本ばかり読んでいた訳ではない。お正月の準備もした。29日から毎日1升ずつ餅を機械でついた。3升分の餅ができたのだが、千葉から帰ってくるときに残っているだろうか。あとはお決まりの黒豆や松前漬を用意し、蒲鉾や刺身などを昨日買い込んだ。今は、煮〆を煮ているところ。あとはお雑煮の用意をすればお仕舞いである。と言っても私は明日早くに家を出るので、私の胃袋には入らない。昼は恒例の直利庵でそば前を飲んで、そばを食べる。帰り際、山の家によく遊びに来た絵描きさん夫婦が店に入って来た。この夫婦とは、食べ物屋で偶然出会う。ラーメン屋、自然食のお店。好む食べ物が同じなのか。さっきは、近所に実家がある夫の友人が帰省してきて、美味しそうなチョコケーキを頂いた。これは夜に食べることにしよう。
 我が家の前は、初詣の人でいつもより人通りが多くなる。犬連れで帰省しているのか、知らない犬も多くなる。うちの落ち着きのないラブラドールは張り切って吠えるので、家の中の勝手口につながれてしまった。
 大掃除はできなかった。長男が換気扇の掃除をしてくれた。毎日の風呂掃除も長男の役目。次男は犬の散歩係と買い物の荷物持ち。受験生でも家の手伝いはしてもらう。早く家をでたいことだろう。
 来年はどんな年になるのだろうか。長男と次男がどこに所属しているかもわからない。わからないのは面白い。