胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

エストニア2冊

 エストニアバルト三国といわれることを知っているくらいで何も知らなかった。

(バルト三国は、エストニアラトビアリトアニア)

 

地図を見ると、北欧は近く、隣はロシア。サンクトペテルブルクも近い。これでは、いろいろ大変だったとは想像ができる。ああ、バルト三国旅したい。

 

次の文が印象に残る。

(P144)「そのとき私がいたエストニア西部から2日ほど南へ車を走らせたところに、ヨーロッパ最大の野生植物の聖地があった。近年、生きたクロライチョウがそこで観察されるようになったという報告書を読んだことがあった。その夢のような「聖地」では、ヨーロッパバイソンが群れをつくり、モウコノウマが繁殖し、イヌワシがトビのように頻繁に空を舞い、オジロワシが営巣する―ウクライナベラルーシに跨る、チェルノブイリ放射能汚染地帯、立ち入り制限区域である。」

人がいなくなった地球のようだ。

 

エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

 

 

 『エストニア紀行』で紹介された絵本。

ながいながい旅―エストニアからのがれた少女 (大型絵本)

ながいながい旅―エストニアからのがれた少女 (大型絵本)