胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

トリスタンとイゾルデ

 

 ワーグナーのオペラ版かと思ったら、純粋恋愛映画でした。『ロード・オブ・ザ・リング』を思わせるセットや衣装、自然の中で主役のふたりが素敵なので見惚れてしまいます。マーク王もいいですね。残虐な王だと妻の不貞を知れば即刻殺すところを、訳を聞いたりします。そして妻を自由にする。あり得ないかもしれないけど、最後にホッとさせられる場面です。昔々観たオリビア・ハッセーの『ロミオとジュリエット』をもう一度観たくなりました。