胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

仕事文脈 Vol.1

 

仕事文脈 vol.1

仕事文脈 vol.1

 

 『"ひとり出版社”という働きかた』を読んで興味を持ったのは、タバブックスの宮川真紀さん。

 

よく「女性が流行をつくる」とか「女性が消費をリードしている」なんて言われますが、ある時期から女性がどんどん貧乏になってきて「超節約」みたいな記事が増えていった。いつから、こんなことになったんだろうと興味をもったことがはじまりです。

 略

最近では『ku:nel』や『KINFOLK』などいわゆる「ステキな暮らし」の雑誌がすごくふえましたし、リトルマガジンでも『Arne』以降たくさん出ましたよね。でも私はどちらかというと、そんな「ステキな暮らし」をしている人たちが、そのお金をどうやってかせいでいるのか、そっちのほうが知りたい(笑)。(P216)

  わたしもステキな生活系雑誌好きですよ。よく参考にさせていただきました。でも、わたしもお金はどうしているのか、旦那の稼ぎがいいのかなんて思いました。それに、あまりに品行方正で、良き妻で母で、これは少し警戒注意報と思っていました。

 わたしもFacebookやっていますが、知り合いに働いていない素敵な女性が多い。働いているんだけど、お教室したり、イベントしたりしている。Facebookはそんなイベント情報が流れてきます。わたしは基本イベントなどいかない。だって行くとお金使うから。知り合いがお菓子やパンを売っていたら買ってしまうでしょう。講演会も2,000円とか取られる。勤めているし、忙しいふりしていかない。

 わたしも山に住み、畑もある木の家に住んでいる(玄関もしまりの悪い家だけど)。料理は好き。節約のために外食はしないでせっせつくる。食いしん坊だから。犬も猫もいる。焼き物好きだからいい器がある(子供できてから買っていない)。こんな生活をFacebookにあげたら、「ステキな生活」なんてコメントがくるから恐ろしい。写真で切り取るとステキに見えるのよね。私の机のまわりは本と紙類でごちゃごちゃ。ものがなくなる。あった本がない。じっさいはなまけもの母さんなのにステキに見えてる。Facebookは気を付けないといけない。

 

それで宮川真紀さんが出している『仕事文脈』を読んでみたくなりました。kindleでVol.1が買えるので買ってみました。

まだ、読んでいないです。

電子書籍は便利だけれど苦手なのは歳のせいだろうか。ぱらぱらめくって好きなところから読むのがやりづらい。

kindleでは、たいてい宮沢賢治森鴎外夏目漱石などの全集を買っている。安い。読むというより、あれはどの小説だったかしらと確認するために読む資料のようなもの。

古い人間なので、紙がいいなと思ったので、こんどは紙の『仕事文脈」を買おう。