胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

映画「冬冬の夏休み」

 

 『冬冬の夏休み』 台湾映画

 監督:侯孝賢ホウ・シャオシェン) 1984

 

 映画は夏休み前の終業式からはじまる。

 6年生の卒業式でもある。ひとりの児童が卒業の言葉を述べ、花束を持った母親たちが涙ぐむ。生徒たちが歌うのは「仰げば尊し」。わたしはこの歌は好きだ。この歌を歌うと、そんなに尊敬する師はいなかったのに泣けてくる。映画の最後に流されるのは「赤とんぼ」のメロディ。日本に占領されいたことの名残なのかな。

 

 冬冬(とんとん)は夏休みが終われば、中学1年生になる。母は病気で入院している。そのため、田舎にある母の実家で妹と夏休みを過ごすことになる。厳しいお祖父さんはお医者さん。自宅で開業している。優しいお婆さん。医者の息子なのにぶらぶらしていて、恋人を妊娠させて家を追い出されるおじさん。地元の男の子たちとも仲良くなり、長い夏休みを冬冬は過ごすのだが、いろいろ事件が起きて大変だとお母さんに手紙を書く。昔の夏休みを思い出させる。夏休みはとても長かったのにね。遊んでごろごろして、ご飯食べて。

(もっと長く文章を書いたけれど、パソコンがフリーズしてしまい、強制終了。もう一度書く時間がないので、これで終わり。)