胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

映画『たちあがる女』

 

たちあがる女(字幕版)

たちあがる女(字幕版)

  • 発売日: 2019/11/02
  • メディア: Prime Video
 

 『たちあがる女』 アイスランド 2019年日本公開

 監督:ベネディクト・エルリングソン

 公式サイト:

www.transformer.co.jp

 面白い。アクション映画に北欧の生活に幻想的な音楽と大地。ひとり資本主義に立ち向かうおばさんの物語。彼女の居間にはガンジーの写真が飾られている。双子の姉はヨガの先生。どういう育ち方をした姉妹なのだろう。主人公は合唱団を教えている。生徒のなかには大統領付きの官僚がいて、ただひとり彼女のやっていることを知っている。ふたりが話すときは携帯を冷蔵庫にいれる。コピーがネットにつながれていないか心配する。ネットにつながっていると盗聴できるのか。前に観たスノーデンの映画でも、ネットのカメラで盗撮できる場面があった。Facebookもなにもかも筒抜けであり、国家が管理している。官僚は「あいつらはサイコパスなんだ。ばれたら何をされるかわからない」と主人公を心配する。

 

主人公はふだんは自転車通勤。姉とプールで泳いだりもする。原野をリュックをもって走る。追っ手のドローンやヘリコプターから逃れるため、川に潜り、羊を切り裂いてかぶる。氷河の中で凍える。

からだを鍛えたい。

きのうは、ウォーキングマシーン「健康ステッパー」を買った。映画を観ながらも運動しようと思ったからだ。田舎生活ですべて車の生活になってしまった。町に住んでいた時は勤めも歩くか自転車だった。1日1万歩なんて軽く超えられた。いまは2000歩くらい。仕事も座り仕事か車ででかけ訪問先で座って話すだけ。朝や夕に散歩! できるはずがない。クマさんが出てくる時間に家のまわりのどの道もあぶない。町に住んでいた時は、夕飯を食べてから腹ごなしの散歩もできたのに。いまは家の中にとじこもっている。畑と草取りが運動だけど、歩くのとは違う。それで、東京のホームシックになるのだ。よく歩いたな。一駅や二駅歩いてしまったり、乗り換えだってあるくものね。田舎では電車やバスに乗ることもない。バスも廃止されたしね。車は一人1台。車の生活は抜けられない。10万キロを超えた錆びのうきでたボロの軽自動車に乗っている。今年の車検に17万円かかった。次の車検には買い換えないといけないかもしれない。そのためにお金を貯めているけど、やっと貯めたお金も車に消える。田舎生活はお金がかからないというのは嘘だからね。車に草刈り機、チェーンソーやらやら、機械ものにお金かかる。機械は壊れるから修理にもお金がかかる。

映画に出てくるような北欧の町に住んでみたい。