胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

観たい番組がないのでDVD

 今のシーズン、連続ドラマも終わって、息子たちは見たいテレビがありません。そこでDYDを借りてきて春の夜を過ごしています。ただ、子供たちと私の趣味が違うのでいろいろ借りてしまいますが、家族で観たのは、「ジャージの二人」「西の魔女が死んだ」「ダイブ」。長男は、ウィルスものの怖い映画を何本か借りて、次男に「趣味悪い。でも友達と同じもの観ていないと駄目な世代なんだよね」と言われていました。

ジャージの二人 [DVD]

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 長嶋有の『ジャージの二人』は正月休み夫が面白いというので、息子が読んで私も読みました。山の家の暮らしが思い出されて私たちにはわかる本です。自由業のお父さんと失業中の息子、将来の我が家を見るようです。本は良かったけれど、映画はまったりし過ぎて少々眠くなりました。役者がいいので持ちこたえたような映画です。
 ときどき、映画に竈馬が出てきます。この虫が息子たちは苦手です。私も嫌いですが、ぶちっと殺します。よく見るとエイリアンのようで気持ち悪いのですが、山の家にたくさんいます。
 本を読んで、小学生のときに夏休みに北軽井沢へ行ったことを思い出しました。母の友達の別荘を借りたのです。ある年は、私の仲の良い友達3人ぐらい連れて行ったこともありました。記憶はかすかなのですが、写真が残っています。堀辰雄の別荘の門の前に行ったこともありました。母が「まだ奥さんが生きている」と言っていたのを思い出します。

西の魔女が死んだ [DVD]

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 私はずいぶん前に本を読んだのですが、次男は3学期に小学校の図書館で読んで、昼休みに読み終わったら涙が出てとまらなくなって、授業中も泣いていて、みんなに「どうしたんだ」と心配されたそうです。
 最近、次男は山の家へ住んで農業をやりたいなどと言っています。小学生ですが、まあいいのでしょう。

 他にも、『闇の子ども達』、『潜水服は蝶の夢を観る』などを息子が寝てから観ました。「どんな映画なの?」というので、説明すると、「観なくていい」と言いました。