胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

ひさしぶりの更新になります。

映画はよく見ています。本も読んでいます。

でも、書き残していくのがめんどうになっています。

もう早寝で9時には寝ます。朝起きてパソコンに向かうのですが、やることが多いのです。

昨日は昼間に劇場で「蟻の兵隊」をみて、しみじみ戦争のことを考えていたのですが、寝る前にAmazonプライムビデオを開いてしまい、「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」が無料になっていたので、みてしまいました。映画は、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインの性虐待を告発するニューヨークタイムスの記者たちを描いています。#MeToo運動の発端になった記事でした。ワインスタインは裁判で裁かれ、現在は逮捕されて収監されているそうです。

日本のジャーニーズ問題を思います。ジャニーズ喜多川氏が死んでいるとしても、マスコミは闇を暴こうとはしない。

「その批判・告発はどうなったか。どこも問題にしたのに、たいして改善・解消されることはなかった。」

今読んでいる立岩真也『精神病院体制の終わりに』に書いてある一文です。これは、精神科病院だけでなく、ジャニーズ問題や、原発、オリンピックなど、もうあらゆるところに言えることだと思います。ときどき悪は告発されニュースにもなります。しかし、何も変わらない。人々は忘れていきます。マスコミは追いかけない。司法は庶民より国を守る。わたしたちに諦めがあるからでしょうか。

だから、大物に対抗する記者たちにホッとするのです。

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