胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

2015-01-01から1年間の記事一覧

スターウォーズ フォースの覚醒

「スターウォーズ フォースの覚醒」を観てきました。 面白かったです。オールドファンを楽しませる要素満載。 SFアクション物なのに、熟年夫婦とか中年が多かったです。 私も昔むかし、新作が出るとオールナイト上映で観ました。 何度も何度も観ました。昔…

冬至がすぎて

昨日は冬至でした。 冬至はうれしいです。 これから、少しずつ陽が伸びます。 お正月を過ぎてしばらくすると、夕方まだ明るいと気づくのです。これから、本格的な冬に向かうのです。 その冬は長くてつらいはずなのに、 冬至が過ぎれば、気持ちは春に向かって…

気まぐれ美術館

気まぐれ美術館 (新潮文庫)作者: 洲之内徹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (41件) を見る長谷川潾二郎の猫の絵のことを洲之内徹が書いていると知って。須之内徹の『気まぐれ美術館』が読…

西和賀をなめたらいけない

用があって西和賀町へ行きました。沢内村と和賀町が合併したところです。 朝、盛岡は陽が差してお天気でした。気温もプラス。雪は大丈夫ではないかと車を走らせました。 雫石の鶯宿から沢内へ入るルートで行きました。雫石に入ると雪がちらついてきました。…

長谷川潾二郎

あるブックカフェに置いてあった、長谷川潾二郎の画文集『静かな奇譚』を手に取った。 この猫の作者だ。 この猫の絵は、見たことがある。 本物ではないけれど、知っている。 テレビがあった頃に日曜美術館で見たのかもしれない。 日曜美術館は、たいてい家事…

真鱈の子和え と 人参しりしり

写真は、青森の伝統料理「真鱈の子和え」です。(器自作もの) 少し前にバイト先でお正月準備の話をしていて、青森出身の人に「青森ではお正月に何を作るの」と聞きました。その人は、「人参と鱈の子の和え物」と言います。これは絶対作るし、お店でも売ってい…

小さき声のカノン

『小さき声のかのん』を観て、鎌仲ひとみ監督のお話も聞きました。これは事実なのだ。子どもたちの健康被害は広がっている。甲状腺がんを手術すれば、死ぬことはないと言われても、私が親だったら怒り狂うだろう。でも、声をあげられない。放射能の影響とは…

山の家に雪積もる

夫から山の家は雪が20センチぐらい積もった。夕方にやっと除雪が入ったと写真をラインに送って来ました。 ラインというのを家族でやっています。 私と夫は家族としかやっていません。 でも、便利なものです。 みんなで、わいわい会話風に話せます。 長男も旅…

戦争が遺したもの

戦争が遺したもの作者: 鶴見俊輔,上野千鶴子,小熊英二出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2004/03/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (89件) を見る昨日予定していた仕事がキャンセルになったので、1日本を読んでいた。 戦争が遺…

柳 兼子

声楽家の柳兼子の回顧映画です。 兼子は、声楽家で柳宗悦の妻です。 息子たちが、柳宗悦が日本民芸館などの大きな仕事ができたのは、兼子がいたからだと言います。最近、日本の古い歌が好きです。 ________________________2013/08/…

南部一郎さん

この南瓜は、南部一郎というそうです。 朝市で買って山の家に持って行き、少しだけ煮ました。南瓜煮と言っても、最近は蒸し煮にして塩だけで食べます。でも、南瓜の煮物は栗南瓜が一番ですね。 南部一郎さんは、瓜の味とげとげ残りだめでした。 それで、残り…

陶芸家 國吉清尚

陶芸家、國吉清尚の「世紀末の卵」という作品です。この作家を今日まで知りませんでした。 YouTubeである番組を検索していた時に、日曜美術館の國吉清尚の特集が目に入りました。この陶芸家知らないなと思い、見てみました。 檀ふみが司会の時ですから、古い…

日野啓三

日野啓三/開高健 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集21)作者: 日野啓三,開高健出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/08/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 図書館で何気なく借りました。開高健を読んでみようと思っからです。 日野啓…

貧乏の神様

貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記作者: 柳美里出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/03/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る今バイトに行っている事務所に置いてあった本。仕事開始時間より早く行っては、この本を読んでい…

精神病者私宅監置ノ實況及ビ其統計的觀察

呉秀三が『精神病者私宅監置ノ實況及ビ其統計的觀察』(1918年)のなかで述べた『我邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし』という言葉があるけれど、いまだにこの国に生まれた不幸を背負…

ADHDの本

ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)作者: 司馬理英子出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2009/03/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (3件) を見る某事務所に置いてあった本を暇…

ひさしぶりの海苔弁

ひさしぶりの海苔弁作者: 平松洋子,安西水丸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/10/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る 近所の喫茶室「企図企図」で中野の「カルマ」の店主がやってきて「カルマ」メニューを作ってくれるという日。11…

今日の朝市

朝市へ。 りんご500円、長芋280円(大きなキュウリをもらう)、コーヒー150円。 お店の女性は、長芋は「長生き芋」だと言っていた。95歳のお祖父さんが掘ったとか。95歳で畑仕事とびっくりするが、やらなくていいというのに畑にでているそうだ。95歳で働けると…

みんなの学校

昨日見た『みんなの学校』。ぜひ、学校関係者全員に観てもらいたい。 先生方にこそ、潜在能力があるのです。それを出しきれていないのが悲しい。 どこを向いて、教育しているかですね。 こういう学校を作ろうとしてできたわけではなく、普通の公立小学校。 …

最低にして最高の道

高村光太郎の詩です。 前に勤めていた時に、いつもスケジュール帳に貼りつけておきました。 でも、ばからしい妬みや焼きもちってあるんですね。 よくわかりません。 誰かと比べて、いつも自分が優位でないと気がすまないという人が、いるのです。そうして、…

海のふた

予告編を見たら、壁に塗っていたブルーのペンキがきれいだったので、観に行ってみました。海が見たいと思ったのです。でも、画面の海は伊豆の海でしたが、あまりきれいに見えませんでした。それでも、どこか懐かしい海です。主人公は、東京の会社勤めがうま…

忘れられた巨人

忘れられた巨人作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (23件) を見るカズオ・イシグロの最新の作品。 一気に読める。 『ゲド戦記』を思いだす、ファンタジーのよう…

冬支度

山の家は、紅葉も終わりかけです。庭の紅葉が落ちて家のまわりを落ち葉で埋め尽くしているので、集めて畑に持って行きました。この冬の薪は、楢の木が手に入ったので、夫はとにかくうれしそうです。 ここ何年かは、もらえるのは杉や落葉松でした。そういう木…

またたび

またたび作者: 伊藤比呂美出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る先週末から仕事でショックなことがあり、落ち込み。 今週は、気を取り直して立ち直り。 今日は、フル回転で頭を使ったら、…

アラヤシキの住人たち

本橋成一監督の『アラヤシキの住人たち』を観てきました。 今日しか暇がなく、少し疲れが残っていたので、途中居眠りをしてしまいました。映画の中のゆったりした時間に油断してしまうのです。「共働学舎」の創設者、宮嶋眞一郎氏は、監督の中学時代の恩師だ…

この連休

この体育の日の連休、山の家のまわりはすでに紅葉がきれいになっていました。 仙台にいる長男が、9日金曜日に帰って来たので、盛岡に着いたら拾って山の家に運び、芋の子汁やら料理をして、盛岡に戻り夜の勉強会に出ました。土日も研修やらバイトがあり、日…

大人のひきこもり

大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち (講談社現代新書)作者: 池上正樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/17メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る大人の引きこもり。もう若者支援ではないのですね。第一章の3・ひ…

少女は自転車にのって

【公式サイト】http://shoujo-jitensha.com/main.html昨日、観てきた映画です。 サウジアラビア、イスラムの戒律が厳しい国で、女性が黒い布で顔を隠しているというぐらいしか知りませんでした。 サウジアラビアは、日本の石油の輸入国のトップ1です。(日本…

お母さんってものは

〈だいたいおかあさんてものはさ しいん としたとこがなくちゃんだ〉 茨木のり子 昨日の朝日新聞の「折々のことば」より こう言い放ちつつ、ランドセル揺らせて通り過ぎる2人の少女。「名台詞」と喝采したあと、母だけじゃないよと詩人はつぶやく。何が起こ…

悩みを生きる幸せ

元家庭裁判所調査官からのことづて 悩みを生きる幸せ 〜少年非行、離婚、家族の病いを手がかりにして〜作者: 山崎一馬出版社/メーカー: 木星舎発売日: 2015/07/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る お仕事で、調査官のお話…