胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時給880円

新聞の折り込み広告に入ってくる求人チラシ。いつもは他のチラシと共に古新聞の束に投げ込んでいましたが、よく見てみることにしました。 なぜかというと、今度の仕事に就労支援も入ってくるので、この地域の求人や給料も勉強しておかなくちゃと思ったわけで…

最近、楽しいと思ったこと

気がつけば、1月も終わってしまいます。 この1月は、あまり何もしていませんでした。 本を読んで、映画観て、ご飯を作って、毎日をやり過ごしてきました。その中で、昨年11月からネット句会に2つ参加しています。 一つは月1回の句会。 もう一つは、1ラウンド…

裁かれるのは善人のみ LEVIATHAN

『裁かれるのは善人のみ』監督・脚本アンドレイ・ズビャギンシェフ 2014年ロシア映画。こんなに報われない物語を観たのは久しぶりです。沈鬱な映画ですが、飽きさせません。心の中で、「神様、最後は助けてくれますよね」とこんなに祈った映画ははじめてです…

ブリッジ・オブ・スカイ

山の家に行く予定でしたが、大雪注意報が出ていてやめました。また、どこかではまって助けを呼ぶという可能性が私には大いにあるのです。 それで、映画を観に行きました。トム・ハンクス主演の『ブリッジ・オブ・スパイ』。私は、最近のトム・ハンクスの映画…

オープンダイアログとは何か

オープンダイアローグとは何か作者: 斎藤環出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2015/06/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る精神薬がもしかしたら有益な効果をあげていないだけではなく、害があるということを鬼の首をとったように言うこと…

ルポ 精神医療につながれる子ども達

ルポ 精神医療につながれる子どもたち (フィギュール彩 5)作者: 嶋田和子出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2013/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る悲しいことに、この本に書かれていることは事実です。 現場にいた私が感じていたことを…

黄金のアデーレ 名画の帰還

クリムトの名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」。 この肖像画のモデルの姪が、この絵をオーストリア政府から取り戻そうとする物語。 コンビを組むのは、同じくオーストリアの名家の血を受けながら、食えない弁護士をしている青年。物語に主役のマリ…

食の未来のためのフィールドノート 上・下巻

食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地作者: ダン・バーバー,小坂恵理出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2015/09/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る食の未来のためのフィールドノート・下:「第三の皿…

チェルノブイリの祈り

チェルノブイリの祈り―未来の物語作者: スベトラーナ・アレクシエービッチ,松本妙子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/12/18メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る 2015年ノーベル文学賞を取ったというニュースで知った作家…

祝・便秘解消

去年12月31日は仕事していました。 そこで初めて出会った看護師のMさんとお昼を食べながら雑談。 精神薬の副作用に体重増加とあるのは、薬がどういう作用があって体重増加になるのか、糖尿病へのメカニズムの話を聞いて、「なるほど」と感心していました。 …

最近読んだ本

図書館で下記の本を借りてきて、拾い読みをしていた。その中で、『樹をみつめて』の中の「戦争と平和についての観察」には驚いた。震えるほどびっくり。誰でも読める文章で戦争がなぜ繰り返されるのかが書かれている。 断片断片はいろいろな人が言っているこ…

申年の話題は、猿

村に猿が現れているそうだ。夫はまだ見ていないけれど、あちこちで目撃されている。 沿岸では猿が悪さをしたという話は聞いていた。 山を越えた知り合いの家でも、窓の外に猿がいたと言っていた。 山を渡ってやってきた。 鹿も増えて、近所の人は田畑に電気…

洲之内徹

去年から洲之内徹を読み続けていた。ブログ「胡桃の木の下で」の方でも書いたが、長谷川潾二郎の画文集を観て、感心したのがきっかけだった。 ずっと気になって『気まぐれ美術館』を買っていたのに、読んでいなかった。慌てて山の家の本棚から探して読みはじ…

「おばちゃん」と呼ばれて

2016年になりました。 昨年は、人生史上最悪の年だったかもしれません。 私自身に大きな不幸があったわけではありませんが、世の中に対して不安になり、文字通り意気消沈し元気をなくしていました。何を目標にしていいかもわからなくなりました。 まわりがす…