胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

2016-01-01から1年間の記事一覧

語る兜太ーわが俳句人生

語る 兜太――わが俳句人生作者: 金子兜太,黒田杏子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/06/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る今年最後の読書終了本は、師匠の本です。 なかなか勇気づけられます。夫が「金子先生は文化勲章とかもらった…

モミジの木に灯が付いた

山の家の寝室は、西側の大きな窓のそばにベッドを置きました。 2重サッシに障子戸が寒さを防ぎます。でも、寝るときは障子を開けておきます。 夫が寝ながら月が見えると教えてくれたからです。 夫は2階に寝て、私は1階。 家庭内別居という高尚なものではなく…

忘年会

町での忘年会。といっても夫と二人で馴染みのお店を飲み歩いただけ。 まずは、5時きっかり開店ともに「とらや」に入る。 でも、先日も夫と来たばかり。 その時は、大好きなカキフライやぶり大根を食べたし、次に行く店に料理を注文しているので、軽く食べる…

ごろごろ映画

年末、映画ばかり見て編物をしていました。 観た映画のメモ。 ゴッド・ファーザー (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの商品を含むブログを見る 昔、何度か見たけど、見ごたえのある「ザ・映画」。 アル・パチーノが素敵だったと軽く驚く。…

ホセ・ムヒカの言葉

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉作者: 佐藤美由紀出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る 「質素は“自由のための闘い”です」ムヒカ

死の棘

死の棘 (新潮文庫)作者: 島尾敏雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1981/01/27メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 82回この商品を含むブログ (128件) を見る身につまされる。 私もこんなふうに夫を責めていたことはないか。 私の場合は不倫ではなく、都会を離…

緑の家

緑の家(上) (岩波文庫)作者: M.バルガス=リョサ,木村榮一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/08/20メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 90回この商品を含むブログ (52件) を見る緑の家(下) (岩波文庫)作者: M.バルガス=リョサ,木村榮一出版社/メーカ…

冬の運動

11月から町での仕事量を減らして(給料も減る)、山の家にいる時間を増やすはずだったけれど、何だかんだ用があり、町にいることが多かった。 今回、やっと仕事机とデスクトップPCを山の家に運んだ。 このPCがあるところが私の拠点となる。といっても今は仕事…

冬支度

今年も庭の胡桃の木から胡桃がいっぱい取れました。 去年の胡桃がまだ残っています。 この冬は、胡桃をせっせっと食べましょう。23日の勤労感謝の日から土日まで、仙台と東京から息子たちが来て、山の家の冬支度を手伝ってくれた。二人とも、大学が大学祭の…

インド映画『きっと、うまくいく』

2009年のインド映画です。ずっーと気になって観たかったのがやっと観れました。 内容は、あちこちに書かれています。「スバらしい」と。本当でした。笑って号泣して、ハラハラして、2時間50分という長さが感じられなかった。俳優さんたちもとても良かっ…

舟を編む

http://fune-amu.com/#intro11月23日の祝日に息子たちが仙台と東京からやってきて、山の家の冬支度の手伝いをしてくれた。 27日に仙台の息子が帰り、昨夜の高速バスで東京に住む息子が帰った。どうせ、来週私が東京へ行くので「また来週ね」と挨拶して。 で…

アンジェリカの微笑み

http://www.crest-inter.co.jp/angelica/ポルトガルの現役最高齢監督として国際的に知られ、2015年4月に106歳で永眠した世界の巨匠マノエル・ド・オリヴェイラの作品。この作品は101歳の時に撮りあげられたというから、驚きです。内容はセリフが少なく芝居を…

海辺の生と死

海辺の生と死 (中公文庫)作者: 島尾ミホ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/07/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る島尾敏雄、島尾ミホという名前は知っていたけれど、読んだことがなかった。 先日、ふたりの孫で漫画家の島尾まほさ…

わたしの山小屋日記(春・夏・秋)

わたしの山小屋日記「春」―動物たちとの森の暮らし作者: 今泉吉晴出版社/メーカー: 論創社発売日: 2012/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見るわたしの山小屋日記 夏―動物たちとの森の暮らし作者: 今泉吉晴出版社/メーカー: 論創社発売日: 2012/07メ…

狙われたキツネ

仕事は短縮勤務にしてもらった。ほとんど気ままに用がある時だけ出勤している。 当たり前だけど、お給料は減る。 それでも今は時間が必要。 毎日なるべく買い物をしないという対抗策で暮らしています。 久しぶりに本を読む時間も出来ました。 狙われたキツネ…

ぼっち

ラジオを聞いていたら、朝井麻由美さんが書いた『「ぼっち」の歩き方』が紹介されて、著者インタビューが流れていた。(朝井麻由美さんは、泉麻人氏の娘とのこと。)それを聞いて、私はつくづく自分は「ぼっち」だわと思う。 山も旅も一人がいい。一人で飲み…

寒くなってきた

山の家は冬だった。フリースを引っ張り出して着る。 なんだか、いろいろなことが動いている。私が「焼き物を再開したい」とつぶやいたら、夫がわたしの工房を探してくれた。そして、見つかったのが村のMさんの元牛小屋。2階はタバコの葉を干していたとかで…

NHKラジオ深夜便

最近2時とか3時に起きている。目覚ましを3時にかけている。パソコンで内職仕事をしたいためだ。友達はだいたいその時間に寝ると言う。私は夜更かしができない。昼間、肉体労働+感情労働しているから、夕方にはとてつもなく疲れる。椅子に座って動けなくなる…

南国土佐を後にして

ラジオで流れた歌に聞き入ってしまった。 私も年を取ったな。

せいようクルミ

朝市への散歩途中に気になる庭があります。狭いお庭です。道路にはみ出て木の枝が出ています。その木が気になります。 実がなっています。丸いかわいい実が一個ずつぶらさがっている。葉も涼しげな丸い形。いったい何の実? やまなし・・・でもない。ずーと…

Vladimir Horowitz

ウラディミール・サモイロヴィチ・ホロヴィッツ. ウクライナ生まれのアメリカのピアニスト。

子離れしなくちゃ

萩の花が終わりかけている。 この秋の萩はきれいだった。花をたくさんつけた。庭の萩は、八王子の花屋さんから買って、八王子の貸家の庭で育てたもの。山の家に移植して増やしてきた。 特に白萩はきれいだったのだけど、山に植えたら繊細なしな垂れる白萩で…

アル中病棟 〈失踪日記2〉

失踪日記2 アル中病棟作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/10/06メディア: コミックこの商品を含むブログ (165件) を見るこの地域には、こんなアル中病棟のある病院はない。 アル中に、お酒を飲んでは駄目だと言っても何にもなら…

家族の歌

家族の歌 河野裕子の死を見つめて (文春文庫)作者: 河野裕子,永田淳,永田紅,植田裕子,永田和宏出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/08/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 新幹線の中で読んだ。 美しすぎる家族。短歌は饒舌だと思った。…

大石芳野 2冊

ベトナムは、いま―十年後のベトナム戦争 (講談社文庫)作者: 大石芳野出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る女の国になったカンボジア (1980年)作者: 大石芳野出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 1980/12メディア: …

庭に熊が

お盆に山の家に帰った2日目の夜だったか、明け方に犬が吠えた。それが長く真剣に聞こえた。 眠りの中で、何だろう、鹿ぐらいでこんなに吠えないのではと思っているうちに眠った。 そして、夢に熊が出てきた。 熊がサッシガラスにガンガン頭をぶつけている。…

カラヤン  ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

この映像はいいね。

又一の滝

久しぶりに、又一の滝へ行ってきました。 山の家から車で5分。ブナ林を歩いて30分で着きます。 ひとりでも散歩したい素敵なコースですが、熊さん多い場所なので、今日は村の人たちにくっついて行きました。道には、ブナの実がいっぱい落ちています。 いろい…

公園

朝市へ。 梅2キロ500円。1キロ300円だったけど、100円まけてくれた。職場でもたくさんの梅をつけたので、山の家に小さな甕があるから漬けてみようと思った。 ささげ80円、ズッキーニ80円、ゴーヤ100円。 また、アジサイの鉢植えを買いたかったけど、お金が足…

アナベル

朝市へ。 ズッキーニ2本200円、ササゲ100円、トマト200円を買う。山の家へ持って行くもの。 今年は去年より畑がダメなようだ。天候のせいだけでなく、夫も私も忙しくて手をかけなかったせいだと思う。このところ、山の家に帰っても雨ばかりで畑ができなかっ…