2016-01-01から1年間の記事一覧
ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語作者: 津島佑子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/05/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る「ジャッカ・ドニフ」とは、トナカイ遊牧民ウィルタの言葉で、「大切なものを収める家」という意味だそうだ。小…
コーヒーが切れていた。お給料も安いところに勤めて、ボーナスもなし。去年、フリーで働いていた時の方が収入がいいかもしれない。今はお金を使わないという手段でしか貯金はできない。それでも、何だかんだとお金はかかる。先週はプリンターが壊れた。買っ…
千葉に帰省した折に、大学時代の友人と会った。 去年、その友人Eさんから山の家に電話があった。 共通の友人から、私の電話番号を聞いたとのこと。そして、電話して、フェイスブックでもお友達になってつながった。Eさんは、私の学芸大学のアパートに泊ま…
夏なのに編み物をしている。 冬の間に踵を編んでから先にすすめなかった。 いろいろ心せわしい日々だった。 今でもそうだ。 昼にデスクワークできないので、夜に机に向かって支援記録などまとめていると、 どうしても仕事のことが脳裏から離れなくなる。仕事…
まど・みちおに次のような詩があります。 はなしの かいてんは いよいよ いい ちょうしで いよいよ スピードを あげ せんぷうきのように すきとおって くるのでした みんなの 目には もう むこうに べろっと でている まっかな したのほかには なにも みえま…
山の家の野ばらが咲いています。 栗の花も咲き、クワの実がなっています。 紫になったクワの実は美味しいですが、木が大きくなって実が取れないです。 それに、今年は実が小ぶりのような気がします。 ツルアジサイは終わろうとしています。 ヤマボウシはまだ…
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)作者: 泉谷閑示出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/21メディア: 新書購入: 19人 クリック: 476回この商品を含むブログ (62件) を見る 最近、読書をきちんとしていません。 この本は夫…
今のいちばんの悩みは、俳句ができないことです。 一応、作ってはいますよ。 でも、こんなんじゃない。その昔、私はよく新人賞候補にあがっていました。 でも、賞が取れないまま『海程』の同人になり、震災後俳句が作れなくて、お休みして復活しました。 私…
朝5時に朝市までのウォーキングを再開しています。最近、腰痛が出てきてしまいました。経験から腰痛には歩くのがいいのです。 いまは、カフェで障害を持っている人たちと働いているのですが、忙しく身体を動かしているようですけれど、歩くというのとはまた…
ききがたり ときをためる暮らし作者: つばた英子,つばたしゅういち,水野恵美子,落合由利子出版社/メーカー: 自然食通信社発売日: 2012/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る職場にいろいろ本が置いてあります。スタッフが…
村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝作者: 栗原康出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/03/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (14件) を見る少し前に、車の中でNHKラジオを聞いていたら、著者紹介というコーナーで、『村に火をつけ…
今週、次男の大学の入学式があるらしいです。 行かないので、日にちがよくわかりません。 次男は、前期試験に合格し、希望の大学へ入学することになりました。 めでたしめでたし。これにはほっとしました なぜなら、前期で受かれば、私の弟のマンションに居…
旅する洋服屋Tさんの展示会が3月にありました。Tさんの展示会があると「春が来たんだ」と思います。 展示会の間、スタイリストのTさんと夕食を1回は一緒に食べます。今回は展示会の片づけも手伝いました。この方が持ってくる服はすぐに欲しくなります。でも…
今日は、次男の高校卒業式でした。 私も夫も仕事で行かないけれど、なんかあっけなく大きくなってしまいました。先日、大学の前期試験を受けに、次男は関東へ行きました。 試験の後は、私の実家に泊まっていました。試験の2日後に長男が海外の旅から帰ってく…
君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実作者: 駒村吉重出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/13メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 68回この商品を含むブログ (18件) を見る駒村吉重の『君は隅田川に消えたのか』。今回は買って読みました。 駒…
敗戦から何を学んだか―1945年 日本・ドイツ・イタリア作者: 色川大吉出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/08メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (23件) を見る本の発行は、1995年。色川大吉編。 「戦後50周年 国際シンポジウム」の…
棒がいっぽん (Mag comics)作者: 高野文子出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 1995/07/01メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 147回この商品を含むブログ (160件) を見る雨の日。コーヒーを飲みながら、高野文子を読む。
『山靴の画文ヤ辻まことのこと』で駒村吉重のことを知りました。それからファンになったといっても、他の作品を読んでいないと思いだし、図書館にあった3冊を読みました。煙る鯨影作者: 駒村吉重出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/01/31メディア: 単行本…
春みたいな朝です。 朝方に雨が降っていたようで、路面は濡れていますが凍っていません。 朝市へ行ったら、心なしか人も多かったのですが、いつもより遅い時間だったからかもしれません。朝市のアルバイトも年末まででしたが、3月からまた来てほしいと言われ…
『キッチンストーリー』(2003年)のベント・ハーメル監督の作品だと知って観に行きました。 『キッチンストーリー』は、前にたまたまレンタルで借りて観たら、面白かったのです。 ノルウェーの映画です。今回は、笑わない主人公が淡々と演技していき、正直眠…
ジュリエット・ビノシュ主演の映画です。 ジュリエット・ビノシュは、『トリコロール/青の愛』(1993年)でファンになりました。あれから、23年です。ジュリエット・ビノシュも貫禄がついています。物語は、大もの女優も中年になり下り坂を感じて、あえぐお話…
新聞の折り込み広告に入ってくる求人チラシ。いつもは他のチラシと共に古新聞の束に投げ込んでいましたが、よく見てみることにしました。 なぜかというと、今度の仕事に就労支援も入ってくるので、この地域の求人や給料も勉強しておかなくちゃと思ったわけで…
気がつけば、1月も終わってしまいます。 この1月は、あまり何もしていませんでした。 本を読んで、映画観て、ご飯を作って、毎日をやり過ごしてきました。その中で、昨年11月からネット句会に2つ参加しています。 一つは月1回の句会。 もう一つは、1ラウンド…
『裁かれるのは善人のみ』監督・脚本アンドレイ・ズビャギンシェフ 2014年ロシア映画。こんなに報われない物語を観たのは久しぶりです。沈鬱な映画ですが、飽きさせません。心の中で、「神様、最後は助けてくれますよね」とこんなに祈った映画ははじめてです…
山の家に行く予定でしたが、大雪注意報が出ていてやめました。また、どこかではまって助けを呼ぶという可能性が私には大いにあるのです。 それで、映画を観に行きました。トム・ハンクス主演の『ブリッジ・オブ・スパイ』。私は、最近のトム・ハンクスの映画…
オープンダイアローグとは何か作者: 斎藤環出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2015/06/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る精神薬がもしかしたら有益な効果をあげていないだけではなく、害があるということを鬼の首をとったように言うこと…
ルポ 精神医療につながれる子どもたち (フィギュール彩 5)作者: 嶋田和子出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2013/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る悲しいことに、この本に書かれていることは事実です。 現場にいた私が感じていたことを…
クリムトの名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」。 この肖像画のモデルの姪が、この絵をオーストリア政府から取り戻そうとする物語。 コンビを組むのは、同じくオーストリアの名家の血を受けながら、食えない弁護士をしている青年。物語に主役のマリ…
食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地作者: ダン・バーバー,小坂恵理出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2015/09/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る食の未来のためのフィールドノート・下:「第三の皿…
チェルノブイリの祈り―未来の物語作者: スベトラーナ・アレクシエービッチ,松本妙子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/12/18メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る 2015年ノーベル文学賞を取ったというニュースで知った作家…