胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

春みたい

春みたいな朝です。
朝方に雨が降っていたようで、路面は濡れていますが凍っていません。
朝市へ行ったら、心なしか人も多かったのですが、いつもより遅い時間だったからかもしれません。

朝市のアルバイトも年末まででしたが、3月からまた来てほしいと言われました。
3月はまだ野菜も揃わないのでは、お客さん来る? と聞くと、3月の声を聞くと人は外に出てくるのだそうです。朝も日の出が早くなるしね、とのことでした。

その3月のような気分の朝です。

最近、昼の仕事は障害サービスの仕事にもどっています。一度抜けた世界で、もう一緒に仕事をしないなと思った人たちと仕事し、私が途中で放り出した患者さんたちとも一緒に仕事することになり、みんな優しく出戻りを迎えてくれてありがたいです。

めぐりめぐって、またいろいろなものがつながる感じです。

しかし、あまり巻き込まれないようにして、輪の中に片足を突っ込み、片足は自分のしたいことをしていこうと考えています。そうはうまくいかないのですが。

さて、息子一人は海外への旅に出かけ、もう一人の息子もこの春、旅立ちます。あっという間に親の役目は終わっていきます。

息子たちがいなくなって「淋しいでしょう」と言われますが、早く出ていって欲しいと心底思っています。自分の時間が増えるのがうれしいです。

淋しいという感じではなく、あんなにかわいい子どもたちがこんなに大きくなったという感慨です。ずいぶんと一緒にいろいろなことをした小学生時代までの思い出ばかり思いだされます。
中学生になってからはふたりとも部活に忙しかったので、一緒に行動することはありませんでしたし、私はお弁当作るだけで試合などには行きませんでした。
だから、私の思い出は息子たちの小学生まで。

そうして、彼らは親以外の人と出会い影響されここまできて、またいろいろなつながりの中で成長していくのでしょう。親の役目は終わったかなという感じです。

淋しさというより、後の残り少ない自分の人生をどう生きるかと考えます。

そうだ、まだ学費がありますから、ふたりが卒業するまでお金も稼がないといけないという大きな課題もあります。それはそれで大変です。