胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

公園

朝市へ。
梅2キロ500円。1キロ300円だったけど、100円まけてくれた。職場でもたくさんの梅をつけたので、山の家に小さな甕があるから漬けてみようと思った。
ささげ80円、ズッキーニ80円、ゴーヤ100円。
また、アジサイの鉢植えを買いたかったけど、お金が足りなくて諦める。

昨日、久しぶりに近所の公園に入った。
職場の午前中パートの方のお子さんは幼稚園児。もう夏休みに入ったので、子連れ出勤している。
で、私が子守り。事務しながら、園児の相手をしている。事務室の脇に休憩用の和室にはおもちゃがどっさり置かれている。その子のお母さんが運んできたのだ。
 でも、おもちゃで遊ぶのは一時。
 すぐに飽きて、私の前をグルグル回り、「どこにいる?」とかくれんぼをはじめたり、「ハチミツパンとイチゴジャムパン、どっちがすき」「妖怪はなにがすき?」と質問をはじめる。
 てきとうに答えながら、やることやったら、園児飽きてきたようだ。
 さて、どうしよう。
 紙とクレヨンを貸してみたが、すぐに飽きた。
 そうだ買い物があったので、外に連れ出すことにする。
 コンビニまですぐだけど、チョロチョロ動くので、細い腕をがしっと掴んで道を渡る。
 よその子をケガさせたら大変だ。
 コンビニでアイスも買う。
 自分が食べたかっただけなんだけど。
 目の前の公園に行って食べることにする。
 ベンチに座って私は食べるが、園児は食べながら駆け回っている。
 そうして、やはりひとりでは遊ばない。
「みてみて」とたえず私に話しかけ、チョウを追いかけたり、木の棒を拾って振り回している。

 ああ、こうやって公園のベンチに座るなんて何年ぶりだろう。緑のじゅうたんが近くに見える。よく見ると、いろいろな草が生えている。
 ほとんど、毎日この公園のわきを通っているというのに、ベンチに座ると違う感覚がある。広く見えて、安心した空間。
 子どもいると、公園が安心なのね。
 いくらでも走り回ってくださいという感じ。
 昔むかし、うちの息子たちも公園に行きたがった。
 公園より広い敷地に住み、山の中だから自然はいっぱいなのだけど、町に出て公園を見ると遊びたがった。ブランコや滑り台などの遊具にひかれるのと、なんだか安心感もあるのではないか。子ども心にも。
 大きすぎる自然ではなく、適度な自然。

 母はベンチに座って見守っていればいい。
 公園っていいなと思ったのでした。