ベトナム 1日め
前日は東京駅近くの「東京駅前BAY HOTEL」に泊まる。ここの場所を探すのにグーグルマップを使っても大いに迷う。なんども同じところをグルグルまわっていた。道路にタクシーが泊まっていたので、運転手さんがナビィ機能で探してくれる。高島屋の近くであった。「壺中居」の前を通った。いちど入ったことがある。東京の地理を忘れていく。
ベトナム出発の日は、5:20分の高速バスで成田空港へ向かう。
早すぎるかもしれないけど、成田空港は30年ぶり。そしてケニアへ行ったときは同行のカメラマンがなんでもやってくれたので、私の中ではなんの記憶もない。
しかし、早々と7時前にはベトナム航空はチケットの交換を行っていて列に並ぶ。スーツケースも預けたので、「ターリーズコーヒー」で朝ご飯を食べる。空港内の両替屋でもベトナムドン両替もあると書いてあったので、1万円両替する。あとで記録を見ると、現地で両替したよりレートが高かった。
出国審査をして手荷物調べて搭乗口で飛行機を待つ。
飛行機は狭い。通路側の席なので外が見えないがトイレへ行くのは便利でいい。
映画「万引き家族」を観るが、音声が悪くて聞き取れないので英語の字幕を読んでいる。字幕は簡単に作ってあるのでわかりやすい。
4時間ちょっとでハノイに着く。
空港の外で「旅工房」が手配したガイドさん(女性)が待っていた。6名のお客さん。カップル2組、女一人旅2名。ホテルは3名ずつ別であった。
旧市街に入ると、町全体が市場のような感じである。
ガイドさんは「旧市街はハノイの人でも迷う。あまりはいらないほうがいい」という。日本語は上手である。わたしに、明日ハロン湾への日帰りツァーをすすめる。でも、行きたいところもあるので断る。
旧市街近くのホテルに3人をおろしてから、ホアビンホテルへ着く。
古いけれど、由緒あるホテルらしい。
部屋にはベッド2つで広い。
荷物を片づけて、シャワーを浴びて着替えてから、外を歩いてみることにする。
ホアンキエム湖をめざす。
道路はバイクの波。
信号があっても守らないという話を聞いたが、渡る人がいれば一応とまる。
信号のないところでもゆっくり渡ると、バイクがよけてくれる。
ベトナムで上手になったこと、道路の渡り方。
あちこちでクラクションが鳴り響く。町の喧騒にもすぐに慣れる。
歩道には低いプラスチックのスツールに腰かけて、お茶を飲んでいる人が多い。
写真を撮りたいが、知り合いでもない人たちを撮るのは失礼かと思い撮らなかった。
とにかく、あちこちの歩道で、物売りや即席カフェ、即席食堂が繰り広げられている。
場所代など取られているのだろうか。
ホアンキエム湖、ベトナムでわたしがいちばん気に入った場所となった。
公園のベンチでただ座っている地元の高齢者や観光客。わたしもスマホや本を見ずに、座って湖や様々な人が犬が行き交う様子を眺めている。これが公園だなと思う。
運動している人も多い。
日が暮れていくホアンキエム湖がいい。
夕食は疲れてホテルの部屋で食べることにする。
ベトナムの「バインミー」のお店を見つけ、そこでチキンメインのを頼みました。かわいい女の子だけでやっているお店。チェーン店のようです。バケットにお肉と野菜がたっぷり入ります。そしてホットサンドプレートにはさんで焼いていました。バケットのホットサンド。
値段は、32,000ドン。日本円で160円。はじめてドンをおそるおそる使ったのでした。
ホテルにビールがあるかわからないので、歩道の物売りのおばさんからハイネケンを1本買いました。40,000ドンでした。ホテルに帰ったら、部屋に小さな冷蔵庫が戸棚のなかにあってビールが入っていました。地元のビールです。チェックアウトの清算の時に1本20,000ドンでした。
ハイネケンを買ったおばさんの前を何度もホテルと湖を往復するときに通ります。
そのたびにわたしにハイネケンを指さして声をかけてくれます。
湖から「AHAコーヒー」の前で左に曲がり、「Starbucks」の前を通り、ホテルに戻ります。途中おいしそうなパンやケーキを売る店がありますが、なかなかひとりだと食べきれないのでやめました。
「バインミー」でお腹いっぱいです。