胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

最近読んだ本

図書館で下記の本を借りてきて、拾い読みをしていた。

その中で、『樹をみつめて』の中の「戦争と平和についての観察」には驚いた。震えるほどびっくり。誰でも読める文章で戦争がなぜ繰り返されるのかが書かれている。
断片断片はいろいろな人が言っていることではあるが、こんなにわかりやすく世界史も俯瞰して書いているのには驚いた。
この人、精神科医だよね。世界史も勉強している。圧倒的な教養の深さにため息がでた。ショックでした。
私が若かったら、京大を目指すかもしれない。

この論考を2部コピーしました。書き込みしながらじっくり読むためと、誰かに読ませたいために。本をコピーするなんて6年前に論文書いた以来だわ。
この本のことは、また書きましょう。

借りたい本がなかったので、棚を見ながら借りてきた本達。ずいぶん前に出版された本達である。
こういう本との出会いがある図書館は大事である。新刊ばかりの本屋さんでは、なかなかこういう出会いはない。




樹をみつめて

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大人のいない国―成熟社会の未熟なあなた (ピンポイント選書)

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不思議な羅針盤

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思想とは何だろうか (鶴見俊輔座談)

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