胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

海のふた

予告編を見たら、壁に塗っていたブルーのペンキがきれいだったので、観に行ってみました。海が見たいと思ったのです。でも、画面の海は伊豆の海でしたが、あまりきれいに見えませんでした。それでも、どこか懐かしい海です。

主人公は、東京の会社勤めがうまくいかず辞めて故郷に帰ってきました。そこで、おしゃれなこだわりのかき氷屋さんをはじめます。

趣味のような仕事、と幼馴染のおさむ君は言いました。
主人公は、実家に住み、親が仕事しているので少ない収入で暮らしていけるのですものね。
でも、趣味的仕事で暮らしていけたら素敵です。
そうできるためなら、あらゆる資源を使って、ゆったり生きてみたいです。

労働って時間を売っていることです。
自営は、自分がボスで仕事できます。その代わりに、保障はない。収入も安定しない。
でも、ある程度の食べていく保障があって、誰もが好きな仕事に打ち込めたらなとも思います。
時間を詐取されていると思わなくてすむ労働。
ベルトコンベヤーで流されていくような就活。

事業に失敗したら、即ホームレスではない、余裕のある社会。
そういうものから、どんどん遠くなるので、ひとりでもそういう社会に背を向けて、自分の裁量で生きていくことができたらと思います。