胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

西和賀をなめたらいけない

用があって西和賀町へ行きました。沢内村和賀町が合併したところです。
朝、盛岡は陽が差してお天気でした。気温もプラス。雪は大丈夫ではないかと車を走らせました。
雫石の鶯宿から沢内へ入るルートで行きました。雫石に入ると雪がちらついてきました。これくらいは降るよねと思いました。
でも、反対車線、山から来る車にどっかり雪が積もっています。そんな車が2台、雪を乗せたまま通りすぎました。
嫌な予感がします。

トンネルを抜ければ沢内です。
そして、トンネルを抜けたら白い世界でした。道路は真っ白。ライトをつけないと走れません。吹雪いています。除雪車に5台あいました。見たこともない大きな除雪車もいました。12月から、こんなに雪かき作業したら、お金がかかるだろうなと思いました。
道の両側の家は、1階の窓、トイレや風呂や台所の窓まで、横板を貼っていました。雪の重みでガラスが割れないためでしょうか。窓の脇にフックが打ち込んであって、板を通すようになっています。
のろのろ走っていますから、そんな家の様子を見ていました。
山の家も雪の多い村だけど、窓に横木を張るほどではないです。

でも、標識が雪で見えなくて、目的地を過ぎて車を走らせていました。車を止めようにも、路肩の雪でとめられない。店はない。人も歩いていないで、道を聞けませんでした。ようやっと役場で聞いたら、だいぶ戻らないといけませんでした。「ナビはないんですか」と言われましたが、ナビなんてないです。欲しいとも思いませんですが、今どき変なのかしら。

用のあった場所にたどり着いて、「すごい雪でびっくりしました」と言ったら、「こんなの可愛いもんだよ」と言われました。

帰りは北上をまわって帰りましたが、北上には雪なんてありません。北上から盛岡までは晴れて、車の暖房もとめました。

西和賀は、本当に豪雪地帯だとよくわかりました。
カメラを忘れたのが残念です。