胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

今日の朝市

朝市へ。
りんご500円、長芋280円(大きなキュウリをもらう)、コーヒー150円。
お店の女性は、長芋は「長生き芋」だと言っていた。95歳のお祖父さんが掘ったとか。95歳で畑仕事とびっくりするが、やらなくていいというのに畑にでているそうだ。95歳で働けるとは羨ましい。
キュウリは、胡麻油で炒めて麺つゆ少しで味をつけると美味しいとのこと。

りんごは、北斗のはじきりんご。5キロぐらいある。リュックがパンパンになる。
朝ご飯を食べてから、残っていたジョナゴールド2個と北斗1個でコンポートを作ったら、ジョナゴールドがすぐに煮崩れてしまい、北斗がなかなか柔らかくならなかった。煮りんごを作るときは同じ種類で煮たほうがいいのだ。でも、完全に煮崩れたリンゴの中に形あるりんごが入っていて、これはこれで面白い。来年、リンゴの季節が終わってからのパイづくりのために冷凍しておく。

とにかく、毎日息子のお弁当を作ってから朝市までウォーキングする。ひと回りして何も買わないときもある。でも、この朝の運動が気持ちいい。

朝からおでんを煮た。大根の葉で胡麻炒め、大根の皮でピリ辛きんぴらを作る。クレソンはオリーブオイルでシャッキっと塩炒め。今日は出かけるので、お弁当にこれらを入れる。あとは蕪の糠漬け。なんて美味しそうと満足。

毎日、丁寧に家事をたんたんとやっていれば、日々は過ぎていく。落ち込みそうな時は、「なんとかなるさ」とジタバタしないで、ルーティンワークをこなして、運動してよく眠れば、なんとか鬱にならないですむ。

ラジオをつければ、ニュースは中国かアメリカのこと。あとは日本はすごいという話も多い。海外旅行客が過去最高だとか。でも、他の国に比べれば少ないらしい。円安効果なんだろうね。昔バブルの頃に、海外に行った方が安く買えるとこぞってでかけたように、外国人が日本に来ている。そうして、一番のお得意さんは中国の人たち。中国の人たちが海外旅行客のトップなのでは。


先日も中尊寺の紅葉を見に、久しぶりに月見坂を登ったら、東北弁、関西弁に交じって中国語が飛び交っていた。観光地に行くと、必ず中国の団体旅行客と会う。
でも、みんなうれしそう。
老若男女、国も違ってもスマホで写真を撮りあっている。
老女に娘らしき人が「本当に、来て良かったね」と言っている。
私は一人だったが、みんなが楽しそうだったので、うれしくなった。


中国経済が落ち込めば日本にも波及してくる。
大事な大事な中国のお客様ではないだろうか。それなら、もう少し仲良くやっていけばいいのにと、何もわからない庶民は思う。
政治の面子と経済は違う話なのだろうか。あまり勉強していないので、ただ不思議に思う。