胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

朝市

 近くに朝市がある。歩いても行けるが、たいてい買いすぎてしまうので、自転車か車で行く。毎週土日のどちらかの朝には出かけて、1週間分の野菜を買ってくる。

 今日買ったもの。
 オクラ、トマト、プチトマト、キュウリ、茄子の漬物、草餅、次男の昼用の焼きおにぎりなど(お弁当を作るのが面倒だった)、そして今シーズン初のりんご。
 冷蔵庫にお客さんから貰ったササゲやピーマンが残っているので、いつもよりは買わなかった。ここのところ、スイカも買っていたが、もういいかなと思い買わない。
 それぞれの店先を見ると、季節の移り変わりがわかる。ズッキーニやササゲであふれていた時期は終わり、茄子とピーマンが多くなっていた。かぼちゃも出てきた。夏野菜もそろそろ終わりかな。淋しくなるね。
 しかし、秋は何といっても里芋。私は、里芋の頭の煮物が好きで、毎日でも食べる。秋は根菜と葉物野菜が楽しみだ。
 朝市は、安い。そして、なまりのある農家のおばちゃんやおじちゃんのしゃべりや冬には薪ストーブにあたりながら売る、薪の匂い、山の家を思い出すので懐かしくなる。

 明日も朝市に寄り、山の家に向かう。夫のためにダダチャマメを買って行ってあげよう。

 ただ、ときどき思う。放射能検査なんてしていないし(岩手にもホットスポットがある)、農薬の程度もわからない。農家の高齢者の方の中には、農薬好きな人もいる。だってそうやって農協に教えられてきたのだもの。いろいろ気にすると気になるが、地産池消でいきたいと思う。農薬のうえに放射能の不安もあるというのは、嫌な時代になった。