胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

真鱈の子和え と 人参しりしり

写真は、青森の伝統料理「真鱈の子和え」です。(器自作もの)
少し前にバイト先でお正月準備の話をしていて、青森出身の人に「青森ではお正月に何を作るの」と聞きました。その人は、「人参と鱈の子の和え物」と言います。これは絶対作るし、お店でも売っているそうです。こちらでは見ないねと話していました。
どんなものか食べたいと興味津々。

その日、バイトの帰りに集まりがありました。少人数のおしゃべりの会。でも、夜のお腹が空く時間なので、何か1品持って来ます。私は作る時間がなかったので、買ったお菓子を持って行きました。そうしたら、いつもご馳走を食べさせてくれるMさんが持ってきたのが「人参の鱈の子和え」だったのです。
「今さっき、この話をしていたのよ。青森出身の人と」と驚いてしまいました。そうして、食べてみると美味しいこと。白いご飯が欲しくなります。
Mさんは、お料理を教えている人で、今日も講座があったので余った物をいろいろ持ってきてくれたのです。

さっそくネットで調べると、人参と鱈の子だけ和えるものと、高野豆腐や糸コンニャクを入れるものがあります。
2日前に青森産の鱈の子をスーパーで見つけたので、いろいろ具材を入れた「真鯛の子和え」を作ってみました。鱈の子は2日間塩をして冷蔵しておきました。

味がいまいち決まりません。Mさんが作ったのは美味しかった。私のは何か足りない、薄味すぎたかしら。具材も大き過ぎます。細かく切るのが面倒でした。それでも、いいおかずになります。


最近、次男のお弁当によく入れるのが沖縄料理「人参しりしり」。名前は知っていましたが、作ったことがなかったのです。先月ラジオから、酒のつまみに「人参しりしり」が好きだというお便りが読まれ、ネットで調べたら、あまりにも簡単なので作りました。
次男もラジオを聞いていたので、「さっそく作ったんだ」と言っています。それに美味しかったそうです。
ただの、人参と卵炒めなのです。いろいろなレシピがありますが、私は塩だけの味付けで、ぐちゃぐちゃに混ぜないで押し焼きするやり方を選びました。
朝、スライサーがないので包丁で人参の千切りするのに時間がかかりますが、お弁当の色どりになるおかずで重宝します。

北から南まで、人参ってえらいと思うこの頃です。