胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

冬支度


山の家は、紅葉も終わりかけです。庭の紅葉が落ちて家のまわりを落ち葉で埋め尽くしているので、集めて畑に持って行きました。

この冬の薪は、楢の木が手に入ったので、夫はとにかくうれしそうです。
ここ何年かは、もらえるのは杉や落葉松でした。そういう木は、あっという間に燃えて長持ちしませんし、火力も弱いです。
楢とかブナ、栗などは、火が長く持ちます。熾きが残って朝までほんわり温かい。
3か所ぐらいから、伐採した後の商品にならない楢をもらってきました。遠いところまで何回も軽トラで往復しました。時間はかかるし、ガソリン代はかかりますが、灯油を買うよりは安上がりです。
山の家の暖房は、薪ストーブです。薪ストーブの熱が届かない奥の部屋で、私が灯油ストーブを少し使います。
でも、私はほとんど盛岡のマンションにいるので、薪は夫一人で使うことになります。
薪さえあれば、冬も恐くないです。米と味噌と水もあれば、吹雪で閉じ込められても平気です。

仕事でショックなことがありました。
前から感じていたのですが、ソーシャルワーカーをしているのが辛くなりました。限界が来ました。
もしかしたら、飽きたのかもしれません。この世界に入って10年経ちました。

専門職の狭い世界。
燃え尽き症候群かもしれません。

ひきもりの方の気持ちがわかったようなきがしました。
誰にも会いたくなくて、家に居たい。
でも、大人だから仕事に行きます。
専門家の顔をして、面談します。
契約だから仕方ないです。

来年は専門家を捨てようと思います。
ただのおばさんになって、食堂にでも働きたい。
来年はどうなるかわかりませんが、次男も岩手からいなくなるので、山の家で質素に暮らしていきたいと思いました。
でも、お金も必要なので、どうやって稼ぐかが問題です。
これから考えていきましょう。

 庭の紅葉。













 畑の盛岡山東菜。今頃の野菜は、虫もあまりつかなくていい味がします。