2013-02-17 成田千空 俳句生活 成田千空 大正10年生まれ。青森県五所川原に住んでいた。 雪よりも白き骨これおばあさん 何かでこの句を読んで「いいな」と思った。最近の目標にして時々読みかえす俳人です。 四温かなペン胼胝一つ芽のかたち 春の日や花園となる棺の中 骨肉の骨を拾いてあたたかし 新米を大きく握る農婦かな 根菜をたっぷり煮て十二月 われとわが千の空から華吹雪 『忘年』より