胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

ホビット 竜に奪われた王国

 仕事やめたので、来年、新しい仕事につくまで暇であるはずなのだが、いろいろやることがある。でも、そのやることといったら、普段できなかったことなので、やはり暇なのである。なんと昨日年賀状を書いた。人生でこんなに早く書いたことはなかったのではないか。何年も年賀状を受け取ってから、お正月のほろ酔い気分でいっきに書いていた。すごい。せっかくの休みに、もっと有意義なことをやりたいけれど、家の中で事務仕事をしている。
人と会うのも嫌で、引きこもっている。話し相手は息子だけ。昨夜は、部活なしで早めに帰ってきた息子と『ホビット』を観た。今、最終章が映画館で上映中だが、2作目を観ていなかった。DVDを観ていると、息子は、原作ではこうだよね、次にこうなると話す。原作を読んだのは、何年も前のはずなのに覚えている。「お母さんも読んだよね? 」ああ、読みましたとも。でも、何も覚えていない。『ロード・オブ・ザ・リング』の本は描写を覚えているけれど、『ホビット』は印象が薄い。若い人は記憶力いいね、と感心する。りんごやクッキーを食べながら、だらだら観る。お父さんがこんな姿を見たら、嘆くね。
 原作にないけれど、ファンサービスのためにレゴラスの立ち回りが観られる。原作にはないけれど、ちょっとした恋物語もある。とにかく、いつも逃げて逃げて、一難去ってまた一難の映画。
来年からまた忙しくなるから、息子とだらだら過ごすのも今だけの大事な時間かもしれない。