胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

ファン・デグォンのLife is Peace with辻信一

無実のスパイ容疑で無期懲役囚として13年2カ月を独房で過ごした韓国の環境哲学者ファン・デグォンが、独自のエコロジー思想として「生命平和」を語るドキュメンタリー。

 映画の中のファン・デグォンさんの言葉(正確ではないけれど、メモしておきます。)

 野草のレベルにおりる。
 世界の平和を望むなら、自分が平和になる。
 反対の拳を上げるより、創造のエネルギーに転換する。
 相手は、こちらの憎しみを食べて育つ。
 汚く生きよう。
 未来は非主流にある。
 
 カササギの思考錯誤の話は興味深かった。
 毎日「自分にふさわしい仕事ができますように」と祈る。

 獄中でカトリックに帰依したこともあった。キリスト教の中で気にいっているのは、アッシジの聖フランチェスコとのこと。

 

平和を求める祈り 
アッシジの聖フランチェスコ

主よ わたしをあなたの平和の道具としてお使い下さい

憎しみのあるところに愛を

いさかいのあるところにゆるしを

分裂のあるところに一致を

疑惑のあるところに信仰を

誤っているところに真理を

絶望のあるところに希望を

闇に光りを

悲しみのあるところによろこびをもたらすものとしてください

慰められるよりは慰めることを

理解されるよりは理解することを

愛されるよりは愛することを

わたしが求めますように

わたしたちは与えるから受け

ゆるすからゆるされ

自分を捨てて死に

永遠の命をいただくのですから