胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

入院すると大変だな、と

 24日に次男が喘息で入院しました。23日の新人戦前から咳はしていたのです。でも、試合を休むはずもありません。試合は、途中から雨が降って寒かったし、2戦目にPK戦で負けてがっくりきたのか、今までで一番ひどい喘息の発作が起きました。24日は、私は町のビルの中にあるキャンパスで集中講義だったので朝早くから出かけました。帰ってきたら夫が病院へ連れて行っていて、そのまま入院でした。
 それからは、朝早く、朝ごはん、お弁当、夕食を作ってから7時半に病院へ行き、講義に出て、終わればそのまま病院へ行き、息子が残した病院食を食べてという感じでした。なんだかまともにゆっくり食事が食べられない、立ち食いという感じでした。「介護って大変なんだな」と実感しました。といっても具合の悪かったのは3日ぐらいで、あとは元気になったので付き添いなんていらなかったのです。昨日、退院しました。子供の専門病院なので、具合の悪そうな子供も多く、赤ちゃんや幼児にはお母さんが泊まりこんでいました。お父さんも仕事の帰りには何か食べ物を買って病室で夕食を食べているところもあります。大変だな。私は、夕食の後の薬や吸入や歯磨きを終えたら帰っていました。
 初めて、子供だけの病棟を経験して母も子もほんの少しいろいろ体験できました。
 このバタバタの間、新聞も読む時間がなくテレビも観ていませんでした。麻生内閣もなんだかよくわからないままでした。昨日の所信表明演説でしたか、ちらっとニュースを観ましたが、「強い、明るい日本」とか言っていて、何だかしらけてしまいました。期待はしていなかったけれど、もう少し面白いことを言ってくれるのではと思ったのに、あまりに内容もユーモアもなくがっかりです。
 明日からは大学がはじまります。
 夏休みは何をしていたのだろう。そうそう仕事して、合間に犬と山の家に行ったりしていたのですが、計画通りは勉強できなかったです。
 でも、ある利用者さんが教えてくれました。お寺さんにお話を聞きに行ったら、「三日坊主はいいことなんだ」と話したそうです。つまり、三日坊主でも、間を空けても、三日坊主を続ければ、長い目で見れば続けているということになるのだそうです。私の英語の勉強のなぐさめですね。3日ぐらい、辞書片手に論文読んで、ほったらかしにして、しばらくしてとりかかる。締め切りのない勉強は意思の力がいります。すぐ、仕事やイベントやなんやらで気がちってしまいます。「三日坊主をつづける」、お年寄りからは教えてもらうことの多い夏でした。