胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

シュウリ貝


 写真は、シュウリ貝です。
 沿岸の山田町までドライブした次の日の3月30日、一人で山の家に行きました。家の片付けも済み、夕方4時頃から隣のばっちゃんと漬物でビールを飲んだときに、
「おんちゃんが昨日海に行って採ってきた。今夜食うぐらいやるから」とシュウリ貝をビニールに入れてくれました。
 昨日、私が海を見ている時に、おんちゃんとおばちゃんは貝を夢中で採っていたのね。おんちゃんは渓流釣りの名人だけれど、海も好きで、春になると釣りをしたり貝を採ったりと出かけて行きます。
 実は、シュウリ貝は、3日前に宮古のおじさんの家に行った夫が帰りに市場でたくさん買って来ました。鍋いっぱい塩茹でにしてたくさん食べたのです。でも、そのことはばっちゃんに言わないで、ありがたくもらいました。
 シュウリ貝は、ムラサキガイの一種でたぶんムール貝と同じものだと思いますから、東京にいたときも食べたことはあったと思いますが、岩手沿岸の夫の実家で大きな鍋にいっぱいのシュウリ貝を出されたときにはびっくりしました。「少しエロイ貝だね」と言いながら、大好物になりました。それから、いつも大量の貝を塩茹でにするだけです。できたら白ワインを飲みながら(今回はビールで)、わっせわっせ食べるのです。ワイン蒸しとか、おしゃれな料理にしてみてもいいのですが、鍋から食べるのが一番おいしい気がします。(2009/03/30)