胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

豆すっとぎ

 私が好きなお菓子に「豆しっとぎ」があります。青豆で作ったお菓子です。日持ちしないので夏場には作らず、冬になると作るお菓子だと聞いています。
 写真は、遠野「とぴあ産直・がんせ」で買ったものです。「豆すとぎ」と書いてありました。材料は、米粉、青豆、砂糖、塩のシンプルなものです。豆もきれいにつぶしてあって落雁のような口当たりで、美味しいのだけれど上品すぎて私の好きな「豆しっとぎ」ではありませんでした。
 前の日に、川井村の道の駅「やまびこ産直館」で買ったものは、「豆すっとぎ」と書いてありました。これは豆のつぶつぶが荒く残っていて、豆がぎっしりとつまり、もちっとしています。息子にも食べさせたら「豆が歯にはさまるし、豆がくどい」とも言っていましたが、私はくどいくらい豆の入った「豆すっとぎ」が好きです。材料を見たら、米粉、もち粉、青豆、胡桃、砂糖、塩とありましたから、もち粉が粘りを出し、胡桃も形は見えなかったけれど風味を出しているのだと思います。
 自分でも作ってみたいな。ばっちゃんは作ったことないそうですが、去年の青豆をくれました。青豆は茹でて、夏に漬けておいた紫蘇の実と和えて食べるのが好きですが、「豆しっとぎ」の作り方を探して作ってみたいと思います。「豆しっとぎ」と言っていましたが、「豆すっとぎ」が正しいようです。(2009/03/30)