胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

秋田駒ケ岳


 岩手と秋田の県境にある秋田駒ケ岳に登ってきました。
 とはいっても、稜線に出たら風が強く、次男は吹き飛ばされそうになるし、防寒服は持ってきたけれど、毛糸の帽子を忘れ、耳が冷たくて、8合目あたりで引き返しました。強い風の中にいると息ができない感じになると初めての体験でした。
 写真は登山道から見えた田沢湖です。田沢湖と紅葉の山が見られただけ良かったです。
 ただ、登りで休憩しているときに後から登ってきたおじさんが、「熊が横を走って上に登っていったから、気をつけたほうがいい」と言いました。一瞬ぞっとしました。そのとき、3グループぐらい休憩していたんだけれど、「熊が怖くて岩手の山に登れるか」と、みんなでまた登りはじめました。私は車に熊よけの鈴を置いてきたことを後悔しました。登山客たくさんいるので、熊は大丈夫と思ったのです。夫は「ここは、登山道を熊が横切るので有名なんだ」と言います。早く言ってよ。仕方ないので森の熊さんを歌いながら登りました。
 国見温泉に車をとめていたので、帰りは石塚旅館で温泉に入り、お弁当を食べて広間でごろごろして帰ってきました。ここの温泉は深い緑色。グリーンというより濁った緑色で、硫黄の臭いもきつくて体に効きそうです。毎年、家族で温泉に入りに来るお気に入りの温泉です。http://www5.famille.ne.jp/~kunimihp/