優生思想
冬休みの課題の一つに、優生思想についての歴史や課題などを書かなければいけない。そのために、豆餅をつきながら、『優生学と人間社会』を読んでいた。全部読めなかったので、残りは新幹線で読むことにする。
- 作者: 米本昌平,ぬで島次郎,松原洋子,市野川容孝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/07/19
- メディア: 新書
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この課題が年末年始のこのくそ忙しい時に出た理由は、講義の中でのグループ・セッションのせいである。話し合う内容は、出生前診断をどう考えるかであったが、私のグループはでは話し合いにならなかった。学生さんたちが「そんなの個人の勝手で、正しいも悪いもない」「私も障害が分かったら中絶する」という声だった。私は、今までの障害者の運動の話や「障害を持って生まれて来るのは、本人が不幸なのか、家族が不幸なのか、社会が・・・」と議論しようとしたが、「その人の選択なんだから、自由でいいんじゃない」という言い方をされ、私もお手上げになった。他のグループでも似たようなもので、話は盛り上がらなかったらしい。(社会福祉学部なんですが。)
講義の後で、先生に「参った参った、話が通じない」と言うと、「前の大学では、とても議論活発で面白かったよね」と首を傾げていた。そういう訳で、このようなレポートを出されたという訳である。
でも、私もきちんとわかっているわけではないので、この機会に各国の歴史を勉強するのは面白いし、自分なりの考えをまとめておきたい。しかし、年末年始は他の課題もあって、たいへんきつい。とにかくバッグに本は詰め込んだが、たぶんあまり読めないだろう。