胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

野いちご

 寒い! オリーブオイルが固まって出てこない。窓の結露は凍ってる。
 昨日は、大学へ通う山道がアイスバーンで怖かったです。ブレーキもきかなくて泣きたくなった。危ない時は、バスで行くことにしよう。
 大学の講義ででイングルマール・ベイルマンの映画『野いちご』(1962年)を観た。
 エリクソンの『老年期』に、『野いちごの』のシナリオが載っていて、解説されている。映画を見たくて近くのTUTAYAで探したけれど、DVDがなく、そのまま忘れていた映画だった。
 エリクソンは、1902年生まれ、1994年没。ベイルマンは、1918年生まれ、2007年没。エリクソンのほうが年上だったけれど、ベイルマンはスェーデン、エリクソンも北欧の血をひくとのことだから、共感するところがあったのかもしれない。
 ベイルマンを久しぶりに見たけれど、面白い。最近、テレビドラマのような映画ばかり観ていたので、少し息をのむという感じで観ていました。最後は、私には、やり直すのには遅くないかもしれないと思わせるところがうれしかった。ただ、他人と心を通わせられても、一度こじれた肉親と素直に向き合うのは難しいという感じがよくわかる。