胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

初スキー

 センター試験の準備で金曜日は大学に入れなかった。だから、家でパソコンに向かいレポート2本書く。昼を食べてから少し散歩して、この調子で勉強しようと思っていたが、歩きながら、何か大事なことを忘れているのではないかと考えた。息子たちは来週から学校が始まる。冬休みは終わりだ。長男はこの日私立高校の受験へ行っている。そうだ。次男のスキー板のを調整しなければいけなかった。長男がスキーのレースをしていたので、板も靴もまだ次男が使っていない物があるのだが、次男の足に合わせて調整してもらわなくてはいけない。始業式の後に、小学校のスキーの練習が始まるので、スキー一式を持って来いとお手紙が来ていたのを思い出した。
 慌てて家に戻って、次男とスキーを車に詰め込んでスポーツ店へ行く。調整代は、520円と安かったが、次男が「手袋が小さいし切れている」と言う。「じゃあ買わなくちゃ」と見たが、高い! 何で、スキー手袋が普通に3千円以上するのだ。980円コーナーがあったので、「ここに安いのあったじゃない」と手に合わせてみたら、小学校低学年用で、入りません。泣く泣く、手袋も買った。
 兄のスキーは、前のスキーより重い。このスキーで滑って練習してみたいという話になり、今日は今朝早くから次男とスキー場に行って来ました。本当は今日も机に向かうはずだったのに、おかしい、なぜか遊んでしまう。一種の逃避なのかもしれない。それもあるが、次男がお母さんと出かけて喜んでいるのも、あと何カ月なのだから、という気持ちもある。中学になると部活が忙しくなるし、親より仲間と一緒に行動したい。今だけだなという気持ちがある。
 スキー場に向かうとね。母は、走馬灯のように君たちが小さい頃を思い出す。冬の間は、土日はスキー場で過ごしたものね。山の家から通ったスキー場。冬のはじめに行くと、リフトのおばちゃん達が「また来たね。大きくなったね」と声をかけてくれた。大会で泣いた日、笑った日。思い出せば、次男は3歳頃から、スキー場に放し飼いになっていた。すべては思い出になっていくのだと最近思う。おばあさんになっても、そんなこと思い出して日を過ごすのかもしれない。
 スキーの後は、下の温泉でひと風呂浴びて帰ってくる。次男は、サッカーの練習があるので、また出かけた。私は、パソコンに向かったものの日記などつけている。予定通りにはいかないけれど、今日も楽しい1日だったのかも。