胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

木伏大助

某サークルのバス旅行で、岩手・奥中山にある「子どもの森」に来ている。
ここで、木伏大助の記憶の映画ポスター群にびっくりする。

追記:「こどもの森」は県立の子どもの遊ぶ施設である。子ども会などで息子たちはよく遊びに来ていたが、私は今回初めてだった。
 建物がいくつあり、それをつなぐ長い通路に映画のポスターが展示されていた。1回目通った時「古い映画のポスターだな」と思った。2回目通った時、「誰かのコレクションなんだろうか」と思った。3回目通ったとき、「映画のポスターが絵というのも古いが、この映画のポスターだったら写真だったのではないか」と疑問が出てきた。「でも、絵もあったのかな」と思った。4回目通った時、絵に近づいたら、サインペンやクレパスで描かれていた。「ポスターの原画展なのか」と思ったが、良く見るとなにか違うような気がして、ようやく説明文を読んだ。入口に「木伏大助展」と書かれている訳ではないし、説明文も小さい。
 読めば、木伏大助という人が小さい時に見た映画のポスターを記憶で描いているとのことである。見本があって写している訳ではない。子どもの頃、家の近くに映画館があったのだそうだ。1969年生まれで、宮城県在中。知的な障害をもつと書かれていた。今年3月から9月までパリで開催される「アート・ブリユット・ジャポネ展」に出展予定だそうだ。岩手からも何人か出展されるそうで、行ってみたい。