胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

アントニオアントニオ・ロペス

 岩手県立美術館に「アントニオ・ロペス展」を観てきました。
 ロペスがどんな画家かは知りませんでした。先日、日曜美術館で特集していたのですが、私の中では『マルメロの陽光』の画家です。20年近く前にBSか何かで見たのです。その時、自分のやるべき仕事を持っている芸術家は幸せだなと思いました。私には、幸せな画家という印象が残ってけれど、名前も憶えませんでした。日曜美術館で、あの『マルメロの陽光』の画家だとすぐに思い当りました。映画のマルメロの木に憧れて、似ているカリンを木を植えました。今、いっぱい実をつけています。
 まさか、あのマルメロの本物の絵を観ることがあるとは思いもしませんでした。私に、きちんと自分の仕事をしろと言われているような気がしました。『マルメロの陽光』を観た時と、ずいぶん遠く違う場所にいるのではないか。