胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

とりぱん9巻

とりぱん(9) (ワイドKC)

とりぱん(9) (ワイドKC)

 ここ、北のニュー(オールド)タウンが舞台の漫画も9巻目出ました。
 漫画に熊の話がありましたが、先週の日曜日、夫と次男と3人で山の家へ帰り、近くの山へたらの芽採りに行きました。夫が目星をつけていた場所はすっかり採られていたので、山の奥に入ります。歩いて行くと少し開けて、光が差し込み感じのいい場所があります。そこからまた、笹漕ぎをして山に入ろうとする夫についていこうとして、ふと木を見ると、木の幹が黒ずんでいるところがあります。1本だけでなく、ここもあそこも、ちょうど同じところが黒ずんでいる。よく見ると、熊が背伸びして爪を研いだ跡です。まわりの木が黒い爪痕だらけ。怖くなって、夫と次男にもう帰ろうと叫んでスタコラ山を下りてきました。夫は山菜に気を取られて爪痕に気がつかなかったとのこと。次男は「あの黒い爪痕に囲まれたとわかったとき、ぞ―っとした」と言っています。私も久しぶりに怖かった。熊の遊び場にでも入り込んだようです。どこかで熊たちも見ていたかもしれません。
 山の家へ行っても、おちおち散歩ができないのは、熊がうろうろしているからです。村の年寄りは、「昔は、熊には山の奥にでも行かないと出会えないものだった」そうですが、今は裏山歩いています。そのうち、家にも立ち寄るかもしれません。山の奥でブナの木をどんどん切っているせいでしょう。