胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

内部被ばくを生き抜く


コケモモ隊のYちゃんに誘われて『内部被ばくを生き抜く』を観に行く。「人体に影響がない」という人たちがいるようだけど、あのゴーストタウンに対しての責任はあると思わないのかしら。「人体に影響がない」と言い、何か起こっても「因果関係は見当たらない」と言い続けそうである。
他の国で起こったことではない。それなのに、テレビでは何も報道しないし、中国のことやらばかり。あの原発を作って「安全だ」と言っていた人たちをこのまま当選させて私たちは本当にいいのですか。私たちは、行くところまで行かないと気がつかないのかしら。この私だって、恐ろしさを感じて不安になるけれど、何をする訳ではない。選挙で庶民は「ノー」と言えるはずだけど、まだまだ「経済さえ良くなれば、みんなの生活も良くなる」という幻想に騙されてしまうのかしら。さんざん騙されてきたのにね。内部被ばくも苦しい生活も国家主義の中でも子どもたちには生き抜くように言うしかない。こんな世界を渡す大人を許してはいけない。