胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

大統領の料理人

『大統領の料理人』

 ミッテラン大統領の専属料理人となった女性の物語。
 大統領の料理人のあと、南極フランス基地の料理人となるが、南極にいる主人公のほうがかっこいい。男子社会のエリゼ宮で苦労したが、南極基地の男性たちには慕われ、尊敬された。南極での最後の晩餐は彼女に勇気を与えたことがよくわかる。
 大統領に出される食事は、田舎風の料理と言うが凝った物で、部屋から出てきた息子も見て、「うまそう」と唾を飲む。お腹が空いてきて、ふたりでパンにサクランボのジャムを塗って夜食にする。私はワインを飲む。
 
 主人公のモデルとなったダニエル・デルプシュさんが来日していたようだ。記事は下記に。
 ミッテラン大統領は、素朴で少したどたどしかったと思ったら、作家で哲学者の初めての演技だったようだ。

http://dacapo.magazineworld.jp/cinema/119956/