胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

やかまし村の子どもたち

子どもはよく笑う。
息子たちも、よく笑い転げていたな。
私も子どもの頃、笑い上戸で、母が「箸が転がってもおかしい年頃なのね」と、私の前で箸を転がし、いっそう私が笑い、あきれていたことを思い出す。
ああいう風に笑うことがなくなってしまった。
いっぱい遊んで、いっぱい食べて、懐かしい子ども時代。
そうして現代ではなかなか得られない子ども時代。
 買い物を頼まれて店へ行くが、買い忘れて何回も引き返すお使いの場面では笑った。だから、ちゃんとメモしなさいと心の中で言っていた。でもやかまし村のお母さんは、「メモしなさい」と指導はしない。「紙に書いたら」と提案するだけ。子どもは「覚えたから大丈夫」と言うと、あっそうという感じである。
 あっさりして、情の深い子育て。