胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

開業届

 税務署へ行き「開業届」という書類を出してきた。
「開業届」など出さなくてもフリーとして働いていいのだが、「開業」しているという証明書をあるところに提出しなくてはいけない。確定申告の用紙でいいと言われたが、確定申告は来年からの話なので、「開業届」を出すことにした。
 今頃の税務署はお客さんがいないようで、窓口は私ひとり。職員の人は、親切に「開業届」の用紙を出して説明してくれる。屋号の欄があって、一応は考えていたのだが、まだ決まっていなかった。今の仕事からしたら、これでいいやと書いた。いい加減であるかもしれないが、結局は自分一人で仕事をしていくだけなのだ。便宜上の屋号である。
 これで私もフリーランス。事業主ってことになる。去年の収入は維持できないだろう。でも、何とかなるというのは楽観的過ぎるのだろうか。
 もともとフリーランス時代が長かったので、もとに戻ったという感じである(夫は、結婚する前からフリーランスである)。タイムカード生活には違和感があった。フリーが暇なわけではない。でも、自分を自分で管理する。昼に郵便局や銀行へも自由に行けるし、用足しのついでに本屋にも寄れる。時間は自分のものになったという感覚がある。