胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

山靴の画文ヤ 辻まことのこと

山靴の画文ヤ辻まことのこと

山靴の画文ヤ辻まことのこと

 ちょうど、辻まことのことを文章にしたとき、朝日新聞日曜日の書評欄にこの本が紹介されたいました。まだ、辻まことのことを書いている人がいるんだとびっくりして、本を買いました。読んでみて、辻まことオタクの私には目新しい真実はありませんが、娘の直生の登場は初めてで、彼女の言葉が聞けたのが収穫でした。そして、最後に辻まことと縁のある方が出てきましたが、ずいぶん近くに住んでいる方でした。たぶん、友達の友達です。書いたものが活字になったら、その方に会いに行きましょう。
 大学にいた時に、教授だった宇佐美英冶氏の家に行って、辻まことの話を聞いたことを思いだしました。お宅は、階段まで本がぎっしり積んでありました。お饅頭を載せた皿が美しくて目が釘付けになりました。そのかたのオブジェ作品は思いだせるのに、名前が思い出せません。最近、こういうことばかりです。そのためにも、気に入ったものはブログに書きとめておきましょう。
 ネットで辻まことの声を聞けました。たぶん、本の中で著者と直生さんが聞いたのと同じテープです。インターネットおそるべしです。でも、生の声なんて聞かなくても良かったなとも思いました。私の中の辻まことがあるから。今でもファンが多いのは、辻まことを心の支えにしているのは私だけではないのですね。
 http://kotomi.fan-site.net/turedure/turedure.html