胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

発酵道

発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方

発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方

 今年の3月に、発酵をめぐるイベントがあり、「寺田本家」24代目当主の寺田優氏の講演会を聞いた。そのときに「五人娘」を買って飲んだ。しばらく便秘しなかった。このお酒のせいだろうか。
 出せる女を目指すには、発酵は大事である。
 講演で紹介していた『発酵道』を買ってみた。微生物のすごさは少しわかる。私の身体の中で、うまく働いてもらうために、私が環境を作ってあげないといけないのね。
 著書の23代目当主の寺田啓佐氏がいう「御酒ひびき(みきひびき)」。うれしき、楽しき、ありがたき。宮沢賢治の「ジブンヲカンジョウニイレナイ」のこころ。
 私には、まだ到達しない境地だ。そうしたいと思っても、心に壁があるのが自分でもわかっている。

 本を読んだら、玄米酒「むすび」を飲んでみたくなり、取り寄せてみた。栓を開けるのに時間をかけ、少しの量をゆっくりいただく。私には美味しく感じる。身体も喜んでいるようだ。