胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

針谷勉著『原発一揆 警戒区で闘い続ける"ベコ屋”の記録』

 

原発一揆~警戒区域で闘い続ける“ベコ屋"の記録

原発一揆~警戒区域で闘い続ける“ベコ屋"の記録

 

 『原発一揆 警戒区域で闘い続ける‟べこ屋”の記録』 針谷勉著

 (サイゾー)  2012年

 

 図書館で目についたので借りてきた。絵本にもなっている浪江町の「希望の牧場・ふくしま」の吉沢正巳さんの原発爆発から牛を殺処分から守ろうとする活動の記録。

 一番悪いのは政府と東電ではないか。

 なんでそのことを人は忘れてしまうのだろう。

 お金のある人にはペコペコし、お金にならないことに汗水たらしている人は捨てられる。

 

 でも、2019年現在はどうなっているんだと思ってネットで調べてみる。ブログは更新されてなかったけれど、フェイスブックは更新され活動継続中であった。頭を下げるしかできない。来年は福島を車で回ってこようと思う。9年経ってしまったが。

 満州で沖縄で日本で戦時中も国は民を捨てた。兵隊は民間人を捨て逃げる。軍隊は民間人を守るのは嘘だとは歴史が証明していると考える。「棄民」。なんどもなんどもひどい目に遭いながらも国民は忘れてしまうのだな。