ゆべし作る
夫は神社の新年会へ。私はゆべし作りをした。
この柚子は、夫のブログを読んでいる南の方が送ってくれたもの。
それに自家製味噌と庭の胡桃と甜菜糖を混ぜて詰めました。
本などには、白味噌と赤みそを混ぜるようですが、白味噌のお値段がいいので省略です。
冷たい風に当てて、1カ月〜2か月熟成させると本にあります。昨日軒下に干しました。
しかし、今朝になって外に干していていいのだろうかという疑問が。
ここは夜は確実に凍ります。昼でも日が当たらないとマイナス気温。
ただ凍らせて染み大根のようになるだけで、熟成されないのではないのか。土間につるしていたほうがいいのではないか、迷います。
今は陽が出てきたので、夜は土間に入れましょうか。
昨夜は薪ストーブに土鍋を置き、風呂吹き大根を作りました。
ゆべしで余った胡桃味噌を湯で練って、大根にのせて食べると美味しくて、夫はたくさん食べていました。
柚子の中身は絞って、赤大根を薄切りにして塩でしんなりさせてから、柚子汁に漬けました。柚子なますもなかなかの美味しさです。
リスボンに誘われて
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お正月に夫と観ました。
夫と一緒に観るなんて、いつ以来かわからない。
我が家はテレビはないので、一緒に画面を見るという習慣がない。
なんか気恥ずかしい。
なぜこの作品を夫に見せたかと言うと、夫がポルトガルに行きたがっているというか、住みたがっているからだ。もちろん、短期間。
リスボンというから、のってくるかなと思った。
内容は重いものだった。
スイスに住む歴史教師がある本に魅せられて、リスボン行きの電車に乗ってしまう。
スイスからリスボン行きがあるんだね。
本の中の人々を追ううちに、レジスタンスの仲間たちの姿がドラマになる。
1974年に起こったカーネーション革命の話だと夫が言う。
夫は私よりひと回り以上年上なので、カーネーション革命のニュースを見た記憶があるそうだ。
ポルトガルでは、戦後も独裁体制が続いていて、言論の自由も抑圧されていたとは知らなかった。
新年から歴史の勉強をしました。
限りなく透明に凛として生きる
限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光
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年明けに知り合いの事務所へ言ったら佐藤初女さんの本が何冊か本棚にあって、借りてきました。
「透明になって生きたい」90歳を超えての境地。
初女さんのたたずまいが思い出される。
「めんどくさいナ」と思うとき、初女さんの言葉を思い出します。
初女さんにはなれないけど、手間暇かけてきちんと生活していく。
どんな相談にもまず相手全体を受け入れる様に努力したい。
そうして、自然体でいられたらと思います。
こんな本も一緒に借りてきました。
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以前、山暮らしの時は、樽に白菜や赤かぶを漬けていました。
冬に野菜がない時の良いおかずになりました。
今年は冬前に漬け物をたくさん作りましょう。
できたら、フキなどの山菜も保存食にしたい。
昔、隣のじっちゃんばっちゃんと山奥に行き、いい水蕗を取ってきて、樽に塩漬けした。
人が来てもてなすときに蕗料理は便利だった。
しかし、まわりの年寄りが死んでしまい、熊も多くなり、山奥に蕗を取りに行けない。
近場で取れるところを探そう。
そうして、我が家のぬか床は初女さんのぬか床を分けてもらった糠が入っています。
といっても3年も前のこと。
でも、私にしてはぬか床を腐らせずに持たせている。
初女さんの気が、菌が生きていると思いたい。