胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

限りなく透明に凛として生きる

 年明けに知り合いの事務所へ言ったら佐藤初女さんの本が何冊か本棚にあって、借りてきました。

「透明になって生きたい」90歳を超えての境地。
初女さんのたたずまいが思い出される。

「めんどくさいナ」と思うとき、初女さんの言葉を思い出します。

初女さんにはなれないけど、手間暇かけてきちんと生活していく。
どんな相談にもまず相手全体を受け入れる様に努力したい。
そうして、自然体でいられたらと思います。


 こんな本も一緒に借りてきました。

初女さんのお漬け物

初女さんのお漬け物

以前、山暮らしの時は、樽に白菜や赤かぶを漬けていました。
冬に野菜がない時の良いおかずになりました。

今年は冬前に漬け物をたくさん作りましょう。
できたら、フキなどの山菜も保存食にしたい。

昔、隣のじっちゃんばっちゃんと山奥に行き、いい水蕗を取ってきて、樽に塩漬けした。
人が来てもてなすときに蕗料理は便利だった。

しかし、まわりの年寄りが死んでしまい、熊も多くなり、山奥に蕗を取りに行けない。
近場で取れるところを探そう。

そうして、我が家のぬか床は初女さんのぬか床を分けてもらった糠が入っています。
といっても3年も前のこと。
でも、私にしてはぬか床を腐らせずに持たせている。
初女さんの気が、菌が生きていると思いたい。