胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

リスボンに誘われて

 お正月に夫と観ました。
 夫と一緒に観るなんて、いつ以来かわからない。
 我が家はテレビはないので、一緒に画面を見るという習慣がない。
 なんか気恥ずかしい。

 なぜこの作品を夫に見せたかと言うと、夫がポルトガルに行きたがっているというか、住みたがっているからだ。もちろん、短期間。
 リスボンというから、のってくるかなと思った。

 内容は重いものだった。
 スイスに住む歴史教師がある本に魅せられて、リスボン行きの電車に乗ってしまう。
 スイスからリスボン行きがあるんだね。

 本の中の人々を追ううちに、レジスタンスの仲間たちの姿がドラマになる。

 1974年に起こったカーネーション革命の話だと夫が言う。
 夫は私よりひと回り以上年上なので、カーネーション革命のニュースを見た記憶があるそうだ。
 ポルトガルでは、戦後も独裁体制が続いていて、言論の自由も抑圧されていたとは知らなかった。

 新年から歴史の勉強をしました。