胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

 

今話題の『同志少女よ、敵を撃て』を読みました。

少し前にNHKラジオ「飛ぶ教室」で高橋源一郎が紹介していたので、図書館で検索したら、すでに蔵書されていた。もちろん貸し出し中。一昨日、図書館から貸し出しできるというメールが来てすぐに借りに行き、昨日1日かじりついて読みました。他にも予約が入っているみたいだから、早く読んで返そう。

 

まったく、すごい新人がでてきたものだ。世界には才能がある人があふれている。それは、この信じられない世界でひとつの希望かもしれない。

 

戦争は人を変える。殺し屋に強姦魔に略奪屋に。ただの兵隊ではおわらない。日本だけではない。「他の国でも同じ事をしている」という言い訳を読んだことがあったが、人間としての尊厳を捨てずに生きてほしい。この本にも書かれているけど同調圧力、仲間のきずなとしての暴力が必要ということからどう抜けられるのだろうか。

 

最御で最後でこの物語のできるきっかけがわかる。