胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

雛祭り

 一昨日、山の家から帰る途中で大迫の雛祭りに寄ってきました。
 子どもたちに「ひなまんじゅう」を買って帰りたいと思い、遠野の街に出て雛祭り会場に売っているだろうと思いました。でも、町に出るのは面倒になり、途中の大迫に寄ることにしました。そこに「ひなまんじゅう」ありました。昔、村に住む団子名人に教わって、近所に配るほど作ったものです。それから、大きな苺大福も買いました。
 写真は、「ドン・ボスコ(いかせん商店)」というパン屋さんに飾ってあった雛檀飾りの前に置かれていた絵皿です。明治時代に東京へ歌舞伎を観に行った人が買ってきたものと説明が書いてありました。歌舞伎を観に行ったワクワク感が伝わってくるような記念の品々でした。
ドン・ボスコ」はコケモモ登山隊Yちゃんのお気に入りのパン屋さんで、私も一度連れて来てもらったことがありました。でも、場所が良くわかっていなかった。山の家の帰りは国道を通っていたので、町の中に入りこまなかったから、今回町の中ですぐにパン屋を見つけ、「なんだここか」と思ったわけ。あらためて一人で通ると感じのよい街並みです。これから山の家から帰るときは、この商店街を抜けていこうと思いました。
 パン屋さんでは、胡桃パンとバナナパンを買いました。鞍掛山にはバナナパンを持っていき、頂上でコーヒーとバナナパンを食べて美味しかった。しみじみ幸せを噛みしめた時間でした。団子の方は息子たちがあっという間に食べてしまい、写真に撮るのを忘れました。