胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

ナグネ 中国朝鮮族の友と日本

 寒いです。
 朝市に行くときは、毛糸の帽子が欲しくなりましたが、山の家にしまったことを思い出しました。今夜は、ドライカレーを作る予定だったので、トマトやピーマンなど購入。先週の切り花は、あじさいだったけれど、今日は紅花を買いました。お店の人と「寒いねぇ」と声をかけあいながら。
 家にいても運動不足だから、図書館まで歩くつもりで家を出たら、まだ寒いです。戻ってコートを取ってこようかと思いましたが、面倒なので、バスに乗っていくことにしました。
 図書館では、中国のある町のある時代の様子を調べるために行きました。そういうことはあったのか、資料はないか。満州時代の本はありまして、いろいろ書庫から出してもらい、机で見ていましたが、探しているものは見つかりませんでした。
 新刊コーナーにある最相葉月さんの『ナグネ 中国朝鮮族の友と日本』が置いてありました。この間来た時も、この本が棚にあり気になったけれど借りませんでした。今日は、中国という言葉が気になり借りてみました。
 駅ビルのいつも一休みするパン屋で、コーヒーを飲みながら読み始めると、面白くて止まりませんでした。私が調べたい町のことではありませんが、その時代の話も出てきます。
 読みやすい中で、中国朝鮮族の人たちの運命と日本と中国、韓国の関係の一面が見えます。

 国のために翻弄されるのは庶民です。