胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

田舎暮らし


ばっちゃんの畑もおんちゃんの畑も電気柵が張り巡らされていました(電源は、ソーラーパネルです)。ばっちゃんが芋掘りしていても、そばにすぐにいけなくて不便です。鹿が増えて何でも食べてしまうので、鹿が入ってこないためです。Nさんの家は、とうもろこしの周りに電気柵をしました。熊に食べられないためです。でも、熊は電気ロープには触らず、杭を倒して畑に入りとうもろこしを食べ、食べられない分は、近くの川辺に運んでそこで食べたようだと言っていました。離れたところに食べカスがあったそうです。熊はお利口です。鹿は、おんちゃんの家の脇を10匹ぐらい連なって歩いているとの事。夫も朝、家の裏で美しい牡鹿を見たそうです。昔はカモシカがいたのですが、どこへ行ったのでしょう。大きなリスは飛び回り、「うさぎも増えた」との事。まわりの牧場も廃業し、牧草を刈らなくなり、だんだん山と里の境界線が撤退して行ったようです。おんちゃんとばっちゃんが生きているうちはいいですが、もしこの世からさよならされたら、山の家の周りは森に戻って行くのでしょうか。跡継ぎのいない家も多いです。

家の周りに植えた木は大きくなって、家を見えなくしています。


今年も胡桃がいっぱい。


長男が薪割りしてくれて、助かります。


山椒の実も摘みました。イワシと煮るのが好きです。